anttiorbの映画、映像の世界

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岸辺露伴は動かない ⑤

2020年作品、渡辺一貴演出、高橋一生 飯豊まりえ出演。

第5話 背中の正面

露伴の家にリゾート開発を請け負う会社に勤める男、乙雅三(市川猿之助)が尋ねてきた。 家の中に招き入れると、男はなぜか背中を壁につけたまま、ずりずりと不自然なかっこうで入ってくる。 靴を脱ぐときも、椅子に座るときも、紅茶を飲むときも、愛想笑いをしながら、男は決して露伴に背中を見せようとしない。 その奇妙な行動に猛烈に好奇心をかきたてられた露伴は策を弄して無理やり男の背中を見てしまう。 すると背中を見られた男を異変が襲う。

今回のキャラで乙雅三役は市川猿之助、「花戦さ」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/14965248 に出演していました。

市川猿之助は器用ですよね。 もちろん歌舞伎界の今や重鎮なんで、演技はケチをつけるなんて烏滸がましいですが、今回のような一応二役で、コミカルの中にぞくっとする怖さがあり、気持ち悪さも内包する演技は、ものすごいですね。
露伴の駆逐方法も面白かったですが、まさに捨て身の作戦でしたね。