anttiorbの映画、映像の世界

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クライモリ デッド・ビギニング

2011年作品、デクラン・オブライエン監督、ジェニー・パダヴィック ケイトリン・ウォン テニカ・デイヴィス テラ・ヴネサ ディーン・アームストロング出演。

1974年、ウェストバージニアの精神病院にて、近親婚にして変異をとげた患者がいた。 自分で自分の指をかみ切った末っ子。 自分の目をくり抜いて食べた次男。 自分の歯を石で研ぐ長男。 彼らは先天性無痛症で痛みをまったく感じない体だった。 彼らを社会復帰させるためやってきた女医だったが、女医のヘアピンを盗み牢屋から出る兄弟たち。 そして精神科の職員、所長、女医を無残に殺してしまう。
2003年、山小屋へ向かうためスノーモービルを走らせる一向。 途中吹雪にみまわれ、ある建物内に入る。 そこは29年前、無痛症の3兄弟がいたあの精神病院だった。 吹雪が止みそうもないので、そこで夜を明かそうときめた一向だったのだが、そこには成長した3兄弟がいた。
なかなか寝つけないヴィンセント(ショーン・スキーン)は病院を探検するのだが、そこを3兄弟の長男に殺されてしまう。 翌日いなくなったヴィンセントを探すケニア(ジェニファー・パダヴィック)たち、そこで山小屋に先回りしていた仲間の死体を見つける。 恐怖におののくケニアたちの前でクレア(サマンサ・ケンドリック)が殺される。 スノーモービルで脱出を試みるが、兄弟によってスノーモービルは使い物のならない状態となっていた。 ローレン(アリー・タタヤン)は助けを呼ぶため吹雪の中に消えていく。 兄弟を倒すために地下に武器を取りにいくサラ(テニカ・デイヴィス)たち。 兄弟を制圧し檻に入れることに成功したのだが、その晩兄弟は脱走し、ケニアたちに襲いかかる。

初めて監督は続投していますね。
ケニア役はジェニファー・パダヴィック、彼女は初めてでした。
サラ役はテニカ・デイヴィス、彼女も初めてでした。

今作は、彼ら三兄弟の子供のシーンが映ります。 なんとか、化学汚染の被害者だった彼らでしたが、やはり一種の隙をついて脱出、そしてやはり残酷性から病院で殺しまくってしまいます。
しかし、長い年月、よく彼らは生きていましたね。 一種の共食いで食い繋いで行っても、相当の生き抜くことに対する執念というか、強い生存意識がないと。 でもそれが彼らが森の中で生きていく素養になっているってことかもしれませんね。