2021年作品、和島香太郎監督、加賀まりこ 塚地武雅 渡辺いっけい 森口瑤子 斎藤汰鷹 林家正蔵 高島礼子出演。
老婦人の山田珠子(加賀まりこ)は、知的障害のある息子の忠男(塚地武雅)と二人で暮らしていた。 隣家に越して来る里村一家。 奥まった里村家に続く路地には、山田家の梅の枝が大きく張り出し、邪魔になっていた。 梅の枝を切ろうとすると、忠男がパニックを起こすことを知る里村一家。
高齢の珠子は、49歳になった忠男の将来を案じ、近所のグループホームの世話になることを決めて別居した。 知的障害者ばかりが暮らすホームは、町の人々から煙たがられ、郊外への移転を求められていた。 夜分にホームを抜け出し、母の家に帰ろうと無心に歩き出す忠男。
監督は和島香太郎、初めて作品を見ました。
山田珠子役は加賀まりこ、「サクラダリセット」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/14827457 に出演でした。
塚地武雅は、「嘘八百 なにわ夢の陣」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2023/01/08/060000 に出演でした。
これは劇場で見たかったんですが、時間が合わず断念した作品でした。
コメディなんですが、結構現実的な問題を扱ったいますね。 住民問題は、こういうグループホームは、乗馬クラブもそうですが、何か問題が発覚するとすぐに、立ち退き運動に繋がりますね。
なくてはならない施設や、あって悪くない施設、今作でも経営する方がひたすら誤り、住民を刺激しないように計らっていますが、その苦労を一瞬で覆すことが起きてしまう。 よほどの理解者というか中間にうまく繋いでくれる存在が不可欠なんでしょうね。 ”役所は中立“というのは大きな無関心だと思いますが。