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2022年作品、バルバラ・トップソー=ローゼンボリ監督、ダール・サリム ミケル・ビアクケーア ラース・ランゼ ソニア・リクター モルテン・ブリアン出演。

建設会社の社長クリスチャン(ダール・サリム)は妻レオノーラ(ソニア・リクター)と息子ヨハン(ミロ・カンパナーレ)の三人で豪邸に住み、裕福な生活を送っていた。
彼は自分の会社に勤める若くて美人な建築家のクセニア(スス・ウィルキンス)と不倫していた。 ところがある日クセニアが夜中にメッセージを送ってきたことでクリスチャンは妻のレオノーラに不倫を疑われてしまう。
極めつけはパーティーのときにクセニアと関係を持っている現場を目撃されてしまい、クリスチャンは隠しようがなくなってしまう。 レオノーラは家族のためにキャリアを捨て全てを捧げてきたにも関わらず夫に裏切られたに激怒した。
夫が以前金融詐欺事件を起こしたときも隠蔽するのを手伝ったのもレオノーラだった。レオノーラは愛人と別れないなら警察に夫を通報すると脅した。 息子にも二度と会わせないと言った。 窮地に追い込まれたクリスチャンはレオノーラを殺害することを決意する。

監督はバルバラ・トップソー=ローゼンポリ、初監督作品でしょうか。
クリスチャン役はダール・サリム、「ブラック・クラブ」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2022/04/18/060000 に出演でした。
妻のレオノーラ役でソニア・リクター、「獣は月夜に夢を見る」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/14076479 に出演でした。
クセニア役はスス・ウィルキンス、彼女は初めてですね。

これはなかなか面白いですね。進行は刑事と若い女性の2人の会話で、これから始まる事件を追っていくんですね。 刑事は自分の推理のもと、この事件の自分なりの真相を語っていきます。 しかし実際はどうだったのか?それが明かされていくのがこの映画になっていくんですね。 ある不倫関係がバレて修羅場になっていくお話ですが、男は詐欺事件を過去に起こしていて、女は昔の恋人を殺している、そんな2人がある意味ついたり離れたり、ただ、病気がやって良くなってきた息子の存在がどうやら大きそうですね。
ラストが意外な展開で、湖のところはちょっと緊迫感がありました。