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パルフュメア 禁断の調香

2022年作品、ニルス・ビルブラント監督、エミリア・シュール ルートヴィヒ・シモン ローベルト・フィンスター ソルヴェイグ・アルナルスドッティル出演。

新たな街で警察官として働き始めたサニー(エミリア・シュール)。 サニーは、幼い頃に体調を崩した際、治療が遅れたことが原因で嗅覚を失っていた。
サニーは、警察官としての仕事を開始しながら、同僚のユーロと愛し合うようになる。しかし、ユーロには家族がいる為、サニーはユーロと不倫関係になっているのだった。
サニーが着任して数日後、皮膚と頭皮が剝がされた状態の、女性の死体が見つかる。 その女性は、サニーが新たな街に向かう途中、ヒッチハイクをしていた若い女性だった。 サニーは気分が落ち込むが、皮膚と頭皮が剝がされた、女性の死体が他にも見つかり、連続殺人事件に発展していく。 サニーは捜査を続けるが、犯人に関する進展が無く、捜査規模が縮小されていくのだった。 さらにユーロから「家族を大事にしたい」と、別れを告げられたサニーは、辛い現実から逃れるように、連続殺人事件の捜査を独自に行っていく。
独自捜査の末、レックスと言う女性に辿り着いたサニーは、単身レックスの隠れ家に乗り込む。 レックスを逮捕したサニーは、その場にあった香水を体にかける。 逮捕の現場に駆け付けたユーロは、サニーが身につけた香水の香りに欲情し、その場でサニーを抱いてしまうのだった。

監督はニルス・ビルブラント、初めて作品を見る監督ですね。
サニー役はエミリア・シュール、そしてルートヴィヒ・シモンは記事がありませんでしたが、ローベルト・フィンスターは、「デッドリー・ハンティング」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2021/09/18/180000 に出演していましたね。

香りというか、今作ではもっと直接的に「匂い」が主となっています。 究極の香水、これをつけると意のままにある意味操ることができる、そしてその匂いの原体を、人間から取ることで、女性を殺していく、恐ろしいことですね。

まあこの犯人は天才的な調香師ということなんですが、まさか劇薬のような香水を作ってしまう。 主人公は匂いを感じなくなっていますが、彼の能力で、自分の収穫を復活させるために近づくのが、ちょっと健気でしたね。