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アイシェ -反攻の時-

2020年作品、エムレ・アカイ監督、ビルルル・メリス・コチュ アフメト・ルファト・シュンガル ヤイズ・ジャン・コニアリ Adam Bay ケナン・アカル出演。

人妻のアイシェ(ビルルル・メリス・コチュ)は浮気相手(Emre Yetim)の部屋で逢瀬を楽しんでいたのだが、そこへ突然の来客が、警官でもあるアイシェの夫だった。 アイシェは咄嗟にベランダへ身を隠すのだが、その後、夫と浮気相手は争いになり…夫が浮気相手を射殺してしまう。

なんとかベランダから外へと逃げ出したアイシェも片足を撃たれてしまう。 アイシェは友人に助けを求めるも、関りになりたくないと拒絶されてしまう。 しかたなく実家に忍び込み、金と車を持ち出し、海外へ逃亡しようとするのだが。 途中で交通警官に足止めされ、夫とその仲間に追いつかれてしまう。

監督はエムレ・アカイ、作品を初めて見る監督です。
トルコ作品ということで、キャストもあまり見たことのない役者さんばかりでした。


浮気現場から始まりますが、なぜかそこに現れたのは警官、この情事に耽っていたのは犯罪者かと思いきや、実はこの警官は女性の夫ということでした。 暴力的な感じの夫、彼女はもう夫との関係を切ろうとしていたようですが、これが危険な逃亡劇となっていきます。
ラストは、何か見ようによっては、SFチックなことをも感じさせますが、生き残っていこうという女性の執念は強く感じられました。