anttiorbの映画、映像の世界

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ウィークエンド・アウェイ

2022年作品、キム・ファラント監督、レイトン・ミースター クリスティーナ・ウルフ ルーク・ノリス アマール・ブコヴィッチ出演。

クロアチアに観光にやってきたベス(レイトン・ミースター)は、友達のケイトの元を訪れる。 ケイト(クリスティーナ・ウルフ)が手配した豪華なゲストハウスへと迎えられた。 ベスは招待してくれたお礼にケイトに、ブラックオニキスのネックレスをプレゼントする。 ベスは着替えながら、ロンドンの家に残してきた夫のロブ(ルーク・ノリス)と赤ん坊のアスターに、モニター通話で話しかける。 アスターはケイトの名づけ子だった。 モニター越しにケイトもアスターとロブに挨拶し、ベスにシャンパンを注ぐ。
ベスはゲストハウスの家主のセバスチャン(Adrian Pezdirc)に挨拶をして、ケイトと夕食へ出かける。 ケイトは夫のジェイ(Parth Thakerar)の浮気にイラつき、夫のカードで高いメニューとシャンパンを頼んだ。 ケイトはベスの夫婦関係について尋ねるが、1年以上夫婦間の肉体関係がないと話すと、別れたらいいとケイトに言われる。 今は夫婦の山場なのだと説明するベス。 べスは疲れていたので帰りたがったが、ケイトにどうしてもと言われて渋々クラブに向かった。
タクシー運転手のゼイン(Ziad Bakri)とベスは話す。 彼はシリア出身で、ベスは以前、人道支援団体で働いていたのでアラビア語で話しかけた。
クラブに到着した2人。 ケイトがそこにいた男性2人に話しかけて同席しお酒を飲んだ直後、ベスの記憶が遠ざかっていく。 酔いつぶれ、抱えられる記憶と、ケイトが「最低」と叫ぶ断片的な記憶のみ残った。
翌朝ゲストハウスで目が覚めると、ケイトの姿はなくお酒を飲んだ形跡と床に血痕が残されていた。 何度電話やメールをしてもケイトは返事はない。 警察に行き、警官のパビッチに事情を説明したが、飲みすぎて連絡が取れないだけだと真面目に取り合ってくれない。 ベスは昨晩の運転手ゼインに協力してもらい、クラブにいた男たちの居場所を突き止める。
昨夜の男たちはマテオ(Lujo Kuncevic)とルカ(Marko Braic)という名前で、ケイトが手配したエスコートだった。 ゼインに協力してもらい、マテオとルカを呼び出したベス。 2人を待つ間に、ゼインの亡くなった奥さんの話をしたり、ベスとケイトの出会いのきっかけなど話す。 ベスらを見て逃げ出したマテオたちを、ゼインが追いかけ崖の上で脅して、彼らがケイトの鞄と携帯を盗んで質に入れたことを白状した。

監督はキム・ファラント、初めて作品を見る監督です。
ベス役がレイトン・ミースター、「ジャッジ 裁かれる判事」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/12630897 に出演していました。
ケイト役はクリスティーナ・ウルフ、初めて見る女優さんのようです。

これはなかなか面白いサスペンスでありミステリーでしたね。 何人か怪しい人物が散りばめられていて、でもやっぱり、いやいや最後にまた!
伏線も色々あり、ラストの結末も、もう少しあってもいいほど余韻も見事でした。