anttiorbの映画、映像の世界

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ぼくの歌が聴こえたら

2021年作品、ヤン・ジョンウン監督、チャンヨル(EXO) チョ・ダルファン キム・ジヒョン チョン・ヘギュン出演。
新⼈発掘の才能がありながら運に⾒放され、今では借⾦まみれとなってしまった⾳楽プロデューサーのミンス(チョ・ダルファン)は、ある⽇駐⾞場の受付でギター⽚⼿に歌っていたチフン(チャンヨル)と出会う。

その歌声に感動し、バックバンドを従えて堂々と歌う将来までも頭に浮かんだミンスは、躊躇するチフンを半ば強引にスカウトして10回のライブを契約させてしまう。

天才的な才能がありながら少年時代のトラウマで⼈前では歌えないというチフンにミンスは冷蔵庫⽤の⼤きな段ボールを⽤意。 勝ち気なミンスと内気なチフン、全く性格の違う2⼈の共通点は”⾳楽”だけ。 果たしてライブツアーを成功させることができるのか。

監督はヤン・ジョンウン、監督デビュー作でしょうか?
チフン役はチャンヨル、EXOのメンバーで、いろんな楽器ができ、ちょっと天才肌な感じがしますね。 演奏シーンも、歌唱シーンもとても良かった。サントラが欲しいところですね。「チャンス商会 初恋を探して」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2021/01/14/180000 に出演していました。
ミンス役はチョ・ダルファン、「ありふれた悪事」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15284610 に出演していました。
そしてかっこよかったキャストでは盲目の女性歌手でライブハウスのオーナー・ナナ役のキム・ジヒョン、初めて見る美しい女優さんでしたね。

物語としては、幼少期のトラウマから人前で歌うことができなくなった青年・チフンと、彼をなんとか世に出したいと一発勝負をかけるミンスロードムービーですね。 しかし大きな部分を占める音楽がなんとも心地いいんですね。 ラストのドラムを叩くチャンヨルのシーンは圧巻ですね。 彼の音楽性を堪能する作品でもありますね。