2018年作品、ミカイル・レッド監督、べア・アロンソ チャロ・サントス・コンシオ ジェイク・クエン カマクセン・マガロナ出演。
カトリックスクールのサンタルシア女学園では怖い噂があった。 エリカ(Gillian Vicencio)という女子学生がトイレで首つり自殺して以来、深夜になるとトイレにエリカが現れるというのだった。
この日はアナが深夜にトイレに行きたくなり、ジョイスに「一緒にいって?」と頼むが無視されまる。恐る恐るアナがトイレに入ると、そこにはエリカがいた。 その場で倒れて、頭のおかしくなったアナは学校からいなくなるのだった。
サンタルシア女学園でカウンセリングを担当する教師のパット(べア・アロンソ)は、夜になるとエリカの霊が見えるようになる。 パットはエリカに親身になって話をするが、エリカの霊は何も答えない。
クララ( Mary Joy Apostol)という女学生が殺され、用務員のフィデルが犯人として逮捕された。 担当刑事のフリアンと話をしたパットは、フィデルはすっと昔から勤めていて、クララを殺す動機がないと言う。フィデルもはじめはそう思ったと言う。
校長のアリス(チャロ・サントス・コンシオ)が、連続する事件について、教職員に対し午後6時までに帰ることを命じた。 そして宿舎生活の女学生たちには、どこに行くときも二人ペアでの行動を命じる。 規則を守らず、自分の部屋にいたパットは気配を感じ、校内を調べました。そこにはクララの霊がいた。
パットは「誰に殺されたの?」とクララに聞くが、その時、見回りに来たアリス校長に見つかってしまう。 アリスは規則を守らないと停職処分にすると脅した。 翌日、女学生のジョイス(Gabby Padilla)がトイレでリストカットしていた。 幸い未遂に終わり、ベッドにいるジョイスは、アナと一緒にトイレに行かなかったことを悔やんでいた。 するとパットは、自分の兄がリストカットして自殺した話をして、あなただけは絶対私が守ると言うのだった・・・
シンガポールとフィリピンが製作国のホラーでした。
監督はミカイル・レッド、日本公開作品はあるようですが、未見です。
主演はべア・アロンソ、初めて見るフィリピンの女優さんですね。
物語は自殺のあった学園のお話です。 そこに赴任してきた、ちょっと見えてしまう教師が、そのエリカと言う自殺した霊とコミュニケーションをとろうとしますが。 しかし、殺人が行われ、さらにさらなる自殺も起きてきます。
今作もアジアンホラー、そしてその因縁にまつわる殺人も絡んでくる、サスペンス要素も入っている作品でした。
サンタルシア女学園で
しかしこの学園には
ある事件が起きていた
そして霊が見える
自殺した生徒がいるというのだった