2022年作品、ネリナ・デ・ヤヘル監督、レモハン・ツィパ ターボ・ラメッツィ イスラエル・マツェケ=ズールー チャーリー・ブージェノン出演。
子供の頃の悲劇を生き延びた兄弟(レモハン・ツィパ ターボ・ラメッツィ)は、表の世界と裏の世界で別々の道を歩み始める。 2人はギャング絡みの犯罪に巻き込まれ、信念と兄弟のきずなを試されてゆく。
監督はネリナ・デ・ヤヘル、初めて作品を見る監督です。
役者陣も皆初めてですね。
南アフリカを舞台にしたこの作品、Netflixならではの環境の作品ですが、なんともやるせないお話でしたね。 少年時代は本当に人種差別が激しく、白人の中でも穏健派と、強硬派の小競り合い、それが地位や資金力で微妙な関係だったり。
時代設定は、マンデラ大統領が黒人たちの希望の存在の狭間のところでしたね。 でも、強硬派に酷い仕打ちをされた恨みは政権が変わっても消えることはなくどんどん深みにはまっていく。 そんな悲しさを感じたお話でした。