2021年作品、むらた雅彦監督、川島零士 引坂理絵 内田彩 愛河里花子声の出演。
#5 共にゆく人
夜の闇にまぎれて監獄を出たフシ(川島零士)たちは、馬車でヤノメ国から脱出しようとする。 ニナンナの両親のもとに帰れることが嬉しいマーチ(引坂理絵)は、フシに「一緒に大人になろう」と笑いかける。 しかし、ハヤセ(斎賀みつき)率いるヤノメの一団がフシたちの逃亡を許すはずはなく…。
#6 私たちの目的
わずかな“人間らしさ”を獲得したフシは、ひとり旅立った。 フシは森で老婆ピオラン(愛河里花子)と再会し、少しずつ言葉や文字、人間としての生き方を教わっていく。ある夜、フシは森の中から現れた奇妙な触手に襲われる。 そして、とうとう、“観察者”(津田健次郎)がその姿を現す…。
観察者という謎の存在役で津田健次郎、「アイの歌声を聴かせて」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2021/11/10/060000 では西条という嫌な役の声をしていましたね。
さて、ヤノメコクをなんとか脱出したマーチとフシでしたが、目指すところはマーチの国のニナンナでした。 しかしハヤセは執念深く追ってきます。 ここで優しいマーチが命を落としてしまうんですね。 前半の大きな、そして重要な人物マーチ、節が段々と成長していく第一歩に幼い彼女の存在があったことがこの悲しいお話の大きな分岐点の回でしたね。
そしてナレーションのような観察者が姿を現しました。