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いつだってやめられる 闘う名誉教授たち

2017年作品、シドニー・シビリア監督、エドアルド・レオ ヴァレリオ・アプレア パオロ・カラブレーリベロ・デ・リエンツォ出演。

警察に協力して合法ドラッグ撲滅のために働いていたピエトロ(エドアルド・レオ)らは、警察に裏切られ、弁護士のヴィットリオ(ロザリオ・リスマ)以外の9人全員が逮捕・収監されてしまう。  ピエトロは謎の敵がドラッグで稼いだ金を使って神経ガスによるテロを起こそうとしていることに気づいたが、誰も聞く耳を持ってくれない。

ところが、ピエトロらが逮捕される原因を作ったフリージャーナリストの女性から、謎の敵がドラッグの製造に使っていた場所がかつては研究所で、爆発事故によって閉鎖されたこと、その事故で大怪我をしたクラウディオ・フェリーチ(ネーリ・マルコレ)という元教授が何かを知っているはずであることを知らされる。 そして、そのフェリーチとはピエトロらの因縁の敵ムレーナだった。
ムレーナことフェリーチが収監されている刑務所に移ったピエトロはフェリーチにテロについて伝える。 するとフェリーチはピエトロが追っている謎の敵がかつての同僚で友人のヴァルテル・メルクリオ(ルイジ・ロ・カーショ)であり、恋人の女性研究者が事故で亡くなったことに対する復讐を計画しているのだと言う。  ピエトロは、妻ジュリア(ヴァレリア・ソラリーノ)が出席する予定の名誉学位授与式に大臣や学長、学部長らが列席することから、この授与式がヴァルテルのターゲットであることに気づくと、テロ計画を止めるためにかつての仲間を集めることにする。
まずピエトロが全ての罪を認めると証言することで、バラバラに収監されていたメンバーを審問のためにピエトロが収監されている刑務所に集める。  そして、所長が演出する囚人らによるオペラに乗じてメンバー全員とフェリーチが脱獄すると、フェリーチ以外のメンバーはヴァルテルが狙う会場に向かう。


完結編ですね。
神経ガスのテロを起こそうとしているヴァルテル役はルイジ・ロ・カーショ、「人間の値打ち」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/14821648 に出演していました。
ムレーナことフェリーチ役はネーリ・マルコレ、このシリーズで初めて見ましたね。

さて9人が捕まってしまい、ピエトロは刑務所で教師をやりその賃金でジュリアに生活費を送っていました。 子供も産まれ、ただ釈放されると逆に職を失ってしまうジレンマがありました。 しかしあるフリージャーナリストが現れ、実はコレッティ警部が閑職に追いやられたのは自分のせいだと言われ、テロの計画を知らされます。 ピエトロは31番目の薬物が神経ガスの材料になると気づいていましたが、これで繋がったことで、さらにはその理由を知る人物がなんとあの宿敵・ムレーネであることがわかります。 そしてムレーネも元学者、犯人を知っていました。
ジュリアも巻き込まれる、そのため彼は脱獄をして食い止める計画を立て、なんとか9人を再結集させます。

今作は前作と一緒に一気に撮影したようですね。 1作目からのつながりも絶妙で、3部作一気見するとたのしさ倍増ですね。 決着の付け方もなかなか良く、それぞれが活躍するバランスもいいですね。 愛すべき10人でしたね。

 

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