anttiorbの映画、映像の世界

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だれもが愛しいチャンピオン

2018年作品、ハヴィエル・フェセル監督、ハビエル・グティエレス ホアン・マルガーロ アテネア・マタ出演。

プロバスケットボールのコーチ、マルコ(ハビエル・グティエレス)は、負けることが大嫌いなアラフォー男。 ところが短気な性格が災いして問題を起こし、チームを解雇されてしまう。
そんななか、飲酒運転事故を起こしたマルコは、裁判所から社会奉仕活動として、知的障がい者たちのバスケットボール・チーム“アミーゴス”の指導を命じられる。
アミーゴスのメンバーたちの自由過ぎる言動に、はじめは困惑するマルコだったが、彼らの純粋さや情熱、豊かなユーモアに触れながら苦楽を共にするうちに、マルコの心に変化が生じ始める…
 
これはなかなか良い作品でした。
監督はハヴィエル・フェセル、初めて作品を見る監督ですが、旧作を見たいですね。
主演はハビエル・グティエレス、「マーシュランド」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15029105 が近作となります。
そしてアテネア・マタ、自国のテレビシリーズの出演が多いようですね。
ホアン・マルガーロは、初めて見る俳優さんですが、旧作出演があるようですね。
 
物語は、バスケットボールチームのアシスタントコーチをしているマルコのお話です。短気な彼は、勝ちに拘り、親友のヘッドコーチを無視してついつい突き飛ばしてしまいました。 さらに、解雇され、焼け酒を飲み、飲酒運転で捕まってしまいました。
刑務所に入るか、奉仕活動をするか、彼に選択の余地はなく、奉仕活動は障碍者のバスケットボールチームのコーチをすることでした。
週1回にしようとしましたが、責任者のフリオに言いくるめられて、週数回コーチをすることになります。 しかしこれはまさに大変な仕事な事がだんだんわかっていきます。
 
今作は、題材からしてなかなか難しい作品ですが、日本では映像化できないような笑いに持って行っているだけでなく、最後は結構感動までもって行きます。 上手く行かなくなった妻とも関係が戻り、ハッピーエンドですが、ちょっとできすぎなところもありますがね。
でも勝つことよりも、もっと大事なことを障碍者スポーツから学べる作品、パラリンピックでさえも勝つ事が主題になっている傾向もありますが、その原点になるような気がする作品です。
 

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ヘッドコーチとぶつかってしまう

 

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そして飲酒運転も起こして

 

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そして障碍者のコーチに

 

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始めはなかなか上手く行かなかったが

 

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だんだんと信頼感が

 

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そして妻も協力してくれる

 

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そして勝ち進み決勝に

 

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