2020年作品、マイク・ガンサー監督、ウィル・ユン・リー スティーヴン・ラング ジェレマイア・ラヴ ロリー・マーカム出演。
紛争が絶えず混乱が続く中東某国では、世界の均衡を破壊しようと目論む「ブラックマスク」と呼ばれる謎の男を首領とするテロ組織が暗躍していた。
新たなテロの計画を察知した国連安保理常任理事国各国は世界秩序を保つべく、アメリカ大統領のもとアメリカ、イギリス、フランス、ロシア、中国軍の精鋭7人を集めた特殊部隊を結成し、”プロジェクト・ローグ”作戦を発動する。
最初の指令は、ブラックマスクたちが潜伏している町を急襲し、サリン爆弾の製造を阻止することでしたが、作戦は失敗してしまう。
隊長のダニエル(ウィル・ユン・リー)が捕虜となったものの、チームは彼の奪還に成功。 しかしダニエルは、極限の経験から悪夢に連日悩まされるようになっていた。
一方、ブラックマスク一団は小型化したサリン爆弾を量産し、国外への搬出を企てる。任務に復帰したダニエルと共に、チームはブラックマスク一団を追うが…。
さて完結編です。
バートランド=ゼイヴィア・コルビはこのシリーズのクレジットのみです。
フェルナンド・チェンは、「トランセンデンス」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/11818537 に出演していました。
クリス・マルケイは「ビリーブ 未来への大逆転」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15917895 に出演していました。
さて、隊長のダニエルを奪還した特殊部隊でしたが、彼はトラウマからなかなか抜け出せませんでした。 しかし彼の復活無くしては、テロ組織壊滅はできません。 そしてテロ組織はサリンを小型化し、世界各地に運ぼうとしています。 なんとしてもこれを食い止めないとならない特殊部隊は決戦に臨みます。
このシリーズはコストを最小限にしている感はありますが、その中でもなかなかドラマ性が高く作っていますね。 なぜダニエルを生かしておいたのか? という素朴な疑問はありますが、ラストに少女が首領の黒いコスチュームを拾うシーンが、テロ組織の火種の様な気がしてなりません。