2019年作品、イ・ヘジュン キム・ビョンソ監督、イ・ビョンホン ハ・ジョンウ マ・ドンソク チョン・ヘジン出演。
朝鮮半島の南北に跨る火山・白頭山で観測史上最大の噴火が発生し、大地震を引き起こす。 ソウルでもビルが倒壊し、漢江は荒れ陸橋は崩壊する。 朝鮮半島が未曽有の事態に大パニックに陥るなか、史上最悪の災害を止めるため、政府は白頭山の地質分野の権威である大学教授カン（マ・ドンソク）に協力を要請する。
カンは、半島を崩壊させるほどのさらなる大噴火が起こると予測し、残された時間は75時間。 韓国軍爆発物処理班の大尉チョ・インチャン（ハ・ジョンウ）が部隊を率いて北朝鮮へ潜入し、火山の鎮静化を図る秘密作戦を実行することに。 そのためには、作戦成功のカギを握る北朝鮮・人民武力部の工作員リ・ジュンピョン（イ・ビョンホン）を見つけ出さなければならない。 果たして彼らは次の大規模噴火を食い止め、朝鮮半島の崩壊を阻止できるのか……？
中国と北朝鮮の国境沿いの火山が舞台ですね。
監督は共同でイ・ヘジュン、「22年目の記憶」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15826052 を記事にしています。
キム・ビョンソは、「監視者たち」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/14197287 では別の監督と共同で撮っていますが、主に撮影参加の作品が多いですね。
主演はハ・ジョンウ、「クローゼット」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2020/12/22/060000 というホラー作品に出演していました。
そしてイ・ビョンホン、「ＫＣＩＡ 南山の部長たち」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2021/01/30/060000 に出演していました。
マ・ドンソクは、「ザ・バッド・ガイズ」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2021/04/16/060000 に出演していました。
物語は、爆弾処理班の最後の仕事が終わり、軍を退役することになったチョ・インチャンでしたが、妻の出産が近く合流する予定でした。 しかしそこで巨大地震が起こります。 それは白桃残が過去の類を見ない大噴火を起こしたからで、北朝鮮北部の衝撃がソウルを直撃するほどでした。 しかしこの異変を予測していた学者がいました。 アメリカ国籍で、韓国に来ていたカン教授でしたが、彼はアメリカに帰る準備をしていました。
政府からチョン・ユギョンがやってきて、すぐに対策会議をしたいといいますが、今まで邪険に扱われていた教授は渋い顔をします。 ただ、やはり韓国人の血が流れている彼は、対策本部に向かいます。 彼の予測では、これから4次の噴火が起こり、最後の噴火は一番大きい、マグマ溜まりが噴火するということで、朝鮮半島全域が滅びてしまうほどだというのです。 しかしこれをなんとかガス抜きをすれば、最後の爆発は回避できるといいますが、それは北朝鮮と中国の国境に行き、核爆発を行う必要があるという困難な方法でした。
そして、一旦退役したインチャンが再招集を受けます。
今作は韓国が舞台の大異変ものですね。 この白頭山（ペクトゥサン）は活火山のようで、いまだに活動をしているようですね。 何よりも怖いのは、北朝鮮が何度も核実験を行なっていること。 これが火山活動を誘発し、大規模災害が起きるとも言われています。
劇中この地震の直撃を喰らった北朝鮮はほとんど滅亡に近い状況になっていますが、そこには中国、米軍が絡んできて、核の取り扱いもデリケートな問題になっていることも描かれ、起こらないことを願いたくなる作品ですね。
長年研究をしていたカン教授
地震が起き協力を依頼される
そして対策を発表
彼女は妊娠していて国外に脱出をしようとしていた
夫は特命を
しかし爆破犯が壊滅
この男と爆破まで遂行することに
