anttiorbの映画、映像の世界

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旅立つ息子へ

2020年作品、ニル・ベルグマン監督、シャイ・アヴィヴィ ノアム・インベル スマダル・ヴォルフマン エフラット・ベン・ツア出演。

父・アハロン(シャイ・アヴィヴィ)は、自閉症スペクトラムの息子ウリ(ノアム・インベル)の世話をするため、グラフィック・デザイナーのキャリアを捨て、二人で田舎町で暮らしている。
面倒をみるのは重労働だが、それを苦にせず、幸福そうな毎日だ。 だが、別居中の妻タマラ(スマダル・ボルフマン)は息子の将来を心配し、全寮制の特別支援施設への入所の話を進める。
ウリが嫌がることを理由に入所に難色を示すアハロンだったが、やがて施設斡旋のコーディネーターとも面談し話が進み、彼の定収入もない現状では裁判所命令に従わざるを得ず、入所先が決まってしまう。
だが、ウリは父との生活を変えたがらない。 金魚たちにエサをあげて、チャップリンのDVDを観て、アハロンの作る星型パスタを食べる。 新しい家で友だちと暮らすのなんて、まっぴらだ。 アハロンがウリをなだめすかして施設へと一緒に向かう途中、乗り換えの駅でウリはパニックを起こし叫びだす。 悩んだ末にアハロンは、そのまま目的地をかえ、父子であてのない逃避行を始める。


いいドラマでしたね。
監督はニル・ベルグマン、初めて作品を見る監督ですね。
主演はシャイ・アヴィヴィ、そして息子役はノアム・インベル、二人とも初めて見る役者さんですね。


物語は父と息子の二人暮らしのお話です。 父は今は定職がない状態で、息子はASDで、なかなか父以外の人間とは限られた人としか接することができません。 チャップリンの映画をいつも見ていて、星形ピラフが好物です。 しかし別居中の母タマラは、なんとか息子をいい施設に入れたがり、いつも口論になってしまいます。
そしてとうとう押し切られ、空きが出たからといっていい施設に入居することになってしまいます。 ウリのためと思いアハロンも納得し、ウリに言って聞かせ当日を迎えますが、電車を乗り換えた時に頑強に嫌がり始めるウリでした。


今作は、病気を持って生まれてきた息子を持つ父の痛いほどの苦労と愛情、そして客観的に見る母とのもつれが痛々しいんですよね。 しかし本当に依存しているのはどっちなのか? その答えが最後に出るんですよね。


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父と息子

 

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ハロンとタマラ

 

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二人の生活は

 

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終ろうとしていた

 

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しかし施設に移動する日に

 

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ウリは抵抗し

 

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二人は帰ることもできなくなる

 

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