2014年作品、ベニー・フレッドマン監督、マリ・レヴィ ロテム・ケイナン ドロール・ケレン イガル・ノール出演。
音楽ソフトショップに一人の女性が現れる。 そこには一つの死体があった。 彼女は、灯油を撒きライターで火をつける。 そしてその店は爆発をするが、それを防犯カメラで見ている男がいた。
その店にいたのは、彼女・ダフネ(マリ・レヴィ)の夫・オデッド(ロテム・ケイナン)ということで、すぐに駆けつけた消防・警察から彼女は事情聴取を受け始める。 オデッドは、その日の9時までに借金を返さなくてはならなく、期限を守れなければ、殺されると脅されていた。
しかし二人の離婚はその前に行われていた。
サスペンスというより推理ミステリーの範疇のイスラエル作品でした。
監督はベニー・フレッドマン、今作しかクレジットはありませんでした。
ダフネ役はマリ・レヴィ、出演作を見るのは初めてです。
夫役のロテム・ケイナンは、「オオカミは嘘をつく」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15659476 を記事にしています。
物語は自殺、その死体処理のシーンから始まります。 既に死んでいる遺体に、店ごと燃やしてしまう女性。 そして彼女は逃げることなく、警察で事情を聞かれますが、彼女自身も爆発の時頭部に怪我をしています。 刑事は彼女が殺したのでは? と疑いますが、時間は遡って、彼女の夫オデッドと、彼女の状況を描いていきます。
資産家の彼女の家ですが、彼女の母親がオデッドとの結婚を後悔しているという点では、このダフネという女性が、色々策を弄している感じがしますね。 その意味では、目が離せない感じがします。 今後は見る環境がない作品で、滑り込みで鑑賞しました。