anttiorbの映画、映像の世界

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オオカミは嘘をつく

2013年作品、アハロン・ケシャレス ナヴォット・パプシャド監督、リオール・アシュケアズィ ロテム・ケイナン ツァヒ・グラッド ドヴ・グリックマン出演。

少女・ミカが友人2人と鬼ごっこの最中に行方不明になり、強姦&殺害される事件が発生した。
イスラエルで起きたこの事件は連続殺人だった。 死体の頭部はなく、少女・ミカの遺体も椅子に拘束され下着を下ろされた酷い状態で発見された。
容疑者は、一見まじめで気弱そうな中学生の宗教学教師・ドロール(ロテム・ケイナン)だった。 決め手となる物的証拠はなく、刑事・ミッキ(リオル・アシュケナージ)は廃屋で自供を得るためにドロールに荒っぽい尋問をした。
目撃した少年が動画を撮影し、尋問の一部始終をYou Tubeに投稿してしまう。
教師・ドロールは保護者のクレームで辞職し、ミッキは交通課に飛ばされ停職処分を受けてしまう。 停職中のミッキは、独自に捜査を続行するのだった。
警察長官と旧知の仲の、殺害された少女・ミカの父・ギディ( ツァヒ・グラッド)は、容疑者・ドロールの情報を貰って郊外に別荘を買う。
ドロールは娘・タリがいて誕生プレゼントに自転車を買いケーキも作るが、元妻は面会拒否するのだった。 ドロールはバレエをする少女を呼びケーキを与るのだった。
翌朝、刑事・ミッキはドロールを尋問しようとスタンガンで気絶させたところを、何者かにスコップで殴られ気絶しまてしまう。
気づくと別荘の地下室にいた。 ミッキとドロールを拉致したのは、被害者の父・ギディだった。
ギディはミッキを手錠で拘束し、ドロールは椅子に縛り付け 「今から被害者と同じ拷問をする」 「頭部の場所を教えろ」 と言うのだった・・・

これはサスペンスでありコメディ、そっしてちょっと残虐なんですね。
監督はアハロン・ケシャレス ナヴォット・パプシャドの共同監督、二人は 「ABC・オブ・デス 2」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/14949439.html に参加していました。
主演はリオル・アシュケナージ、秋公開の新作があるようですね。
そしてロテム・ケイナン、この作品で初めて見る役者さんでした。
そしてもう一人、結構残虐な復讐をする ツァヒ・グラッド、彼も初めて見る俳優さんでした。

物語は、猟奇的な連続殺人事件が起こっています。 重要容疑者として警察はドロールに目をつけていますが、決定的な証拠が出ません。 ならばということで自白を迫るんですが、これが前時代的な拷問、暴力をするんですね。
でも今は、動画ですぐ撮られてしまいます。 そのため、ミッキは交通課に、そして停職になってしまいます。 しかし部長以下、刑事たちも、ドロールを犯人だとして疑ってもいません。 もちろんミッキは独自で追跡をして、拉致してまた自白を迫ろうとしたときに現れたギティ。
そして彼はもっと残酷な手口で自白を迫るんですね。
これは、通常なら冤罪的な作品ですが、オチは最後に来ます。
コメディ色が強いんですが、最後に凍りつくお話ですね。

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連続殺人事件が起きる

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容疑者の男

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そして彼を追う刑事

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しかしこの男がふたりを拉致する

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そして容疑者の男に

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そして刑事の娘は

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