2019年作品、清水厚、大畑創監督、藤田富 北原里英 鎌田らい樹 久住小春出演。
夜中に、心音（森岡里世）という娘の憑き物落としのため呼び出される心瞳（藤田富）。 心音は、憑依されていたことを一切覚えていないという。 心瞳は、憑依とは違うが、自分も他者と意識を共有したことがある…と加奈江（鎌田らい樹）を思い出す。
屋根裏から、加奈江関連の品を出す心瞳。 加奈江の古びた魚の面、そして当時付けていた日記帳。
いじめられていた当時、家族以外の話せる相手、話の合うガールフレンドが欲しいと思っていた心瞳。 ノートに描いた想像上の女の子、それが加奈江だった。 桐島加奈江という名前も、心瞳が考えたもの。 張り子の人形まで作っており、当時は完全に病んでいた。
なぜ加奈江が再び現れたのか考え込む心瞳の前に、加奈江が現れる。 家の中で追いかけられ、やめてくれ！と頭を抱えて叫ぶ心瞳。 真弓が駆け付け、大丈夫！？と心配する。 夜、心瞳は加奈江人形を家の外のごみ箱に捨てる。
とうとう出てきてしまった加奈江ですね。 初めはなかなか妻に言えなかった心瞳ですが、なんとか加奈江を封印したいという思いから、加奈江人形を処分することにするんですが、そんな単純に消えてくれる存在ではありませんね。
