2019年作品、堤幸彦監督、木村文乃 松田翔太 黒島結菜 竜雷太出演。
愚鈍な政治家に日本を任せていられないと感じていた総理秘書官の長谷部(波岡一喜)と一一十ニノマエイト(黒島結菜)は、総理大臣(宅麻伸)を殺害し、一一十ニノマエイトが総理大臣に姿を変えることで政治をも支配しようとしていた。
長谷部は「国家維新日本青年公務員共闘会議」という組織を利用し、自衛隊特殊工作隊や内閣情報調査室・超法規措置実務係(通称「Z印」)を動かし、政治と軍事の両面から支配を強めようと企んでいたのだ。
内閣情報調査室の御厨静琉(木村文乃)と高座宏世(松田翔太)は、長谷部と一一十ニノマエイトの企みを阻止すべく長谷部のアジトを急襲しようとしていた。 そこに現れたのは、警視庁捜査壱課の馬鹿猪こと馬場香(岡田浩暉)・鹿浜歩(松澤一之)・猪俣宗次(さいねい龍二)たち。 警視総監の柴田純が差し向けた援軍だった。
御厨たちは次々と長谷部のアジトを襲撃するが、長谷部と一一十ニノマエイトは時空を操るSPECを使い共に姿をくらますのであった。
時空を操るという一一十ニノマエイトの究極SPECに勝てる見込みはほぼ見当たらない中、御厨が最後の聖戦の地に選んだのは、当麻紗綾と一十一ニノマエジュウイチが戦ったあの地であった!
いよいよこのシリーズの完結編でしょうか? 最終回にふさわしく、出れそうな過去のキャラが出てきますね。 でも、顔を写していないキャラは、流石にチョイ役では難しかったんでしょうね。 あの方とあの方は覆面姿と、後ろ姿だけでしたから(^^)
ただ濃いキャラでナンシーが登場しましたね。 ほんの一瞬の助っ人でしたが、シモネが出演して「劇場版 SPEC~結~ 爻ノ篇」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15547070 以来の出演でした。
さて最終回で高座が自分の身の振り方を決めますし、最後の決戦の場があの場所という因縁を感じるお話でした。 しかし悲劇もあり、でも謎というか伏線をまだ感じさせるエンディングでしたね。
御厨は死んだのか? 柴田警視総監は再登場しないのか? 過去のキャラで生きているキャラを復活させる、いやSPECホルダーだって、あの世から甦りそうな、そんな余韻がある最終回だったと思いますが。
最終決戦!