anttiorbの映画、映像の世界

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ターミネーター2


あれから10年後の1994年、人類滅亡の日は3年後に迫っていた。 表面上は平和に見えるロサンゼルスの街だったが、再び閃光が走る。 そして未来から2体のターミネーターが送り込まれてきた。 1体は未来社会を支配しているミリタリー・コンピューター、スカイネットにより送り込まれたT1000型(ロバート・パトリック)。 初めに出会った人間は警察官だった。 そしてその警察官に成りすましある人物に狙いを定める。
さらにもう一体、見覚えのある大男が閃光とともに現れる。 既存のT800型(アーノルド・シュワルツェネッガー)で、酒場で、自分に合う寸法の服を奪い、さらにバイクとショットガンを奪う。 そして夜の街に消えて行った。
少年ジョン・コナー(エドワード・ファーロング)は友達の少年とつるみ、勝手にCDからお金を引き出し、ゲームセンターに入り浸っている。 彼は母のサラ・コナー(リンダ・ハミルトン)とは暮らさず、養父母のトッド(ザンダー・バークレー)とジャネル(ジェニット・ゴールドスタイン)に養われているが、二人にはなつかず、二人も厄介者扱いをしている。 何度か学校から呼びだしを受けているほどの不良だったのだ。
ジョンがゲームセンターで遊んでいるところをT1000に見つかった。 警察官が追ってきたと思ったジョンは逃げるが、地下駐車場に行く通路で、見つかってしまう。 しかしその時、T800が割って入りジョンを庇い、ショット ガンで追い払う。
ジョンは小さいバイクで逃げるが、T1000は、大型トレーラーを奪い追いかけてくる。 それをさらにT800が追跡、途中ジョンを自らの大型バイクに載せたT800は、何とかトレーラーを爆破し、追撃を振り切った。
そこでジョンは、今まで母が話していたことがすべて事実だったことを知る。 母は、近未来に起こるスカイネットとの戦争を口にするため精神病患者として警察病院へ収監されていて、その母の話を彼自身信じられなかったのだった。
しかし現実に2体のターミネーターが現れ、一体は自分を殺しに、もう一体は自分を守りに来たことから、母の救出に行くことを決心する。 念のため養父母に連絡を取るジョンだが、機転を利かしたT800のおかげで居所を言う寸前に 回避できた。 もう養父母はT1000の殺された後った。
はたしてサラを救出できるのか?そして、T1000に勝つことができるのだろうか?・・・

これはSFアクション作品の最高峰ですね。 ちょうどこのころ、私は店頭で、まず発売されたこの作品の挿入曲、ガンズ・アンド・ローゼズの「You Could Be Mine」を聞いていました。 かかるシーンもかっこよく、映画との相乗効果がありましたし、ガンズがどんどんメジャーになっていくときで、ぴったりの起用でしたね。
この作品では、どうして人間に敵対するスカイネットというコンピューターができて行ったのかが明かされ、その開発者も判明します。 さらに、善玉になったシュワちゃん演じるT800に、学習能力が備わるという事も付け加えられます。
上映当時にカットされたシーンは結構重要なんで、できれば特別編を復習するといいですね。
この作品は、ラストが大きな感動を与えるんですね。 これも、人間を殺してはいけない、慈しむ心をジョンがT800に教えたことから最後ジョンの命令さえも効かない、犠牲的行動をT80 0がとるところですね。
またT1000の液体金属の設定が秀逸でした。 途中冷凍車から液体窒素が流れ、凍りつくシーンもありますが、温度さえ戻ればまた合体修復ができる不死身のT1000、しからばこれしかないという方法で逆襲します。
バイクとトレーラーのカーチェイスは何度見ても爽快ですね。
さて、この1と2を融合したような作品の新作はいったいどうなんでしょうか?
今回から新3部作と言われていますが、旧作はこの後「3」「4」と失速していきますし、テレビシリーズも尻切れトンボになってしまいました。
また新たなテレビシリーズの噂もあるそうですが、この世界観をどう引き継いでいくのか、楽しみですね。

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再び現れたT800

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不良となっていたジョン

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T1000もやってくる

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襲い掛かる大型トレーラー

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T800が駆けつける

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