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劇場版 夏目友人帳 ~うつせみに結ぶ~

2018年作品、大森貴弘総監督、伊藤秀樹監督、神谷浩史 井上和彦 小林沙苗 伊藤美紀声の出演。

幼い頃から妖怪を見ることができる妖力を持つ夏目貴志神谷浩史)は、今は亡き祖母レイコ(小林沙苗)がかつて負かした妖(あやかし)に名前を書かせた契約書の束・友人帳を受け継いで以来、用心棒のニャンコ先生井上和彦)とともに妖たちに名前を返す日々を送っている。
その日も夏目は、友人の西村(木村良平)、北本(菅沼久義)、田沼(堀江一眞)たちいつもの面々との帰り道で今度、笹田(沢城みゆき)が弁論大会に出ることを話題にしながら歩いていた。
ふと気妙な気配を感じた夏目は、みんなと別れて人気のない方へと急ぐ。 けれど突然、藪の中から出てきた 「友人帳」 をつけ狙う六本腕の妖怪(西村瑞樹)に捕まってしまい、危機一髪のところへ飛び出してきたニャンコ先生ともう一人、壁の中に住む見知らぬ妖に助けられたのだった。 見知らぬ妖は、夏目の噂を聞いて五丁町からはるばるやってきた妖・もんもんぼう(小峠英二)と名乗る
もんもんぼうに名前を返す時に、もんもんぼうの記憶からまた一つレイコさんの寂しさや強さを知った夏目だったが、その記憶の中で鈴を落とした少女・容莉恵(島本須美)のことを知るのだった。
その数日後、夏目は塔子さん(伊藤美紀)から五丁町の知り合いの家にお使いを頼まれ、バスで五丁町に行き、用事を済ませたあとで偶然、都村容莉恵さんと出会う。
夏目がレイコさんの孫だと知った容莉恵さんは家に招いてくれて、レイコさんの話を聞かせててくれた。 傍には一人息子の椋雄さん(高良健吾という青年もいた。
彼女は切り絵の仕事をしていたが、何もないところの向こう側に見えるものを見たくて切り絵をやり始めたのだと語っていた。 夏目は都村家から帰る途中で火の見櫓の上に妖を見つけたので、家に帰ってニャンコ先生に話すと、ニャンコ先生はあきれたように言うのだった。
「お前、妖ものの匂いがするぞ。 どこで付けて来たんだ?」、夏目はあのあやかしの匂いがついたの思うのだったが・・・
 
さて待ち遠しかった劇場版です!
今作は総監督に大森貴弘、4期までは第1話を担当していましたね。 また原作の緑川ゆきの、劇場版の前作も監督をしています。
監督は伊藤秀樹、このシリーズは3期、そして5期、6期に参加しているようですが、劇場版作品は初めて見ますね。
そして今回のゲストキャラの声優は、椋雄役で高良健吾、舞台挨拶の時、このシリーズのファンといっていましたが、声の難しさを言っていました。 近作は 「万引き家族https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/15552489.html にチラッと出演していました。
そして都村容莉恵役で島本須美、大ベテラン登場ですが、もう彼女といえば私には「ルパン三世 カリオストロの城」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/MYBLOG/yblog.html?fid=0&m=lc&sk=0&sv=%A5%AB%A5%EA%A5%AA%A5%B9%A5%C8%A5%ED%A4%CE%BE%EB のクラリスですね。

物語は長編なんでじっくりと見れる構成になっています。 いつものようにと言うか、友人帳を狙う妖怪、名前を返して欲しい妖怪が登場してきますが、返す時にいつも見える今は亡き祖母レイコの思い出から始まるお話となります。 その思い出の中に出てきた当時中学生だった女性と会うんですね。
今はシングルマザーになっているようで、そこの息子とも知り合います。 しかし、その町には何か大きな妖怪が見えるんですね。 もしかしたら、彼女たちに何かよくないことが起こるのでは? しかし、夏目の友人たちにも変なことが起こり始めるんですね。
さてこの劇場版は、夏目が大ピンチになるという、スリルの回にはなっていませんでした。 どちらかというと、今の夏目の生活の延長の中のお話、しかしレイコの記憶とリンクしていて、また妖怪の切ない心情が明かされるお話です。
大きな感動、号泣するつくりにはなっていませんが、第6期からしばらくたち、ようやく長編作品公開という記念すべき時を迎えたということと、ライヴビューイングでも出演者の話が聞けて、初回に行った甲斐がありました。
次は7期が待ち遠しいです。

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学校の帰り道

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気配を感じて妖怪に襲われるが、二人に助けられる

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その時にレイコの思い出が

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そして後日お使いを頼まれ

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思い出の中の女性と出会い

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そして息子も

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その帰り道、種を見つけ

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その実を食べたニャンコ先生が!

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