山形県立川町。祖母とふたりで暮らす中学生の少女(佐々木愛)は、ある日、不思議な夢を見る。 それは、赤いレインコートの少女(中村尚代)が白いワンピースの妖精(鈴木桂子)に風車を貰うというもの。 しかも、それと同じ夢をクラスの何人かが見ていたのだ。
帰省した少女の姉(東陽子)によると、その夢は人生の節目に見る夢で、姉も幾たびかそんな夢を見てきたらしい。 少女は思う。 今度はいつその夢を見るのだろうかと。
30分の短編ですが、その監督にしては珍しいファンタジー作品でした。
主演は佐々木愛、いろいろ調べるとクレジットはあるんですが、同名異人なのかどうかが不明です。
姉役の東陽子は、他作品にも出ていたようですが、この作品以降見当たりませんね。
物語は、中学生の少女がある夢を見たことで始まります。 しかし、すっかりそのことを忘れて学校に。 しかし友達から、不思議な夢を見たということを聞き、それがクラスで多くの生徒がみていたということ。 先生にもそんな話をする同級生、そこで彼女は自分も今日見たことを思い出すんですね。
夢の中の白いワンピースの少女は誰なのか? しかし姉が答えのようなことを言ってくれます。
子供時代の、不思議な現象、そんな事があってもおかしくない、ファンタジーですね。