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ポプラの秋

2015年作品、大森研一監督、本田望結 中村玉緒 大塚寧々 村川絵梨出演。

母(大塚寧々)は娘の千秋(本田望結)を連れて、当ての無いまま電車に乗っていた。突然母が停車した駅に降りる為、幼かった千秋は母の様子を必死に伺っていた。 電車を乗り継ぎ、母と千秋はある駅で降りると改札を出た。 町の中を彷徨い歩き、偶々見えた大きな木まで行く事になる。
大人になった千秋(村川絵梨)は、携帯の着信の音で目を覚ます。 電話を取ると母からで、体調が悪くガラガラになった声を心配される。 千秋は煩わしく思い電話を切ろうとするが、昔住んでいた 「ポプラ荘」 の佐々木さん(藤田朋子)から連絡を受けた事を聞く。 千秋は直感でおばあさん(中村玉緒)が亡くなったのだと分かった。佐々木さんは手紙を見て連絡をしてくれたらしく、その話を聞くと千秋は 「ポプラ荘」に行く事を母に伝えた。 そして、薬などを鞄に詰め込み、慌ただしく準備をした。
千秋は喪服に着替えて電車に乗った。 乗客の中に妊婦がおり、千秋は自身の事に思いを馳せた。 千秋は看護師で、恋人も同じ病院で働く医者だった。 その為、千秋が流産した事は同僚達にも知られて気まずい思いをした。 そして、恋人には当然のように別れを告げられた。
千秋が駅に降りると、子供の頃の記憶が蘇る。 子供の千秋は改札から出ると、少し離れて母の後を歩いた。 大きな木に辿り着くと、母はこの木の名前が分かったと言った。 ポプラだと言い、母が指を指した方を見ると、『ポプラ荘』 と書かれている看板があった。 母は千秋と 「ポプラ荘」 に住む事を決める。
千秋が野良猫を探して庭でにゃーにゃー呼びかけていたら、大家さんがやって来てうるさいと怒鳴った。 千秋がしょんぼりしていると、隣に住む佐々木さんが 「ポプラ荘」 に帰って来た。 何をしているのか聞かれ、千秋は猫が居なくなったので探している事を話した。 すると佐々木さんは小声で、猫は死ぬ時に姿を消すらしいよ、と言ってうわっと叫んだ。 千秋が驚かないのでがっかりしていると、西岡さん(宮川一朗太)が 「ポプラ荘」 から出てきて佐々木さんをデートに誘う。 佐々木さんは興味が無いのでさっさと部屋へと帰ってしまう。
千秋は転校先の小学校に行くが、クラスの生徒達は煩く馴染めそうもなかった。 夕食の時、母から友達は出来たか聞かれ、千秋は焦りながらうんと頷いた。 母はご飯を食べながら、ため息をついて目を瞑った。 その姿を見て千秋は、お葬式で涙を流す母を思い出した。
夜、千秋はランドセルを確認して学校の準備をしっかり行う。 それから寝に行くが、再び机に戻るとランドセルを開けて全ての教科書を詰め込んだ。 朝になり、千明は学校へと出掛けるが、通学途中でまた家に戻って来てしまう。 呼吸が荒くフラフラになりながら、また家を出て学校へと向かうが、ポプラの木の下で座り込んでしまう。 大家さんがその様子を見て、慌てて千秋の元へ向かう。
千秋は夢を見ていた。母から出掛けようと声を掛けられ、電車に乗った日の記憶だった。千秋は目を覚まし台所に居る母を呼ぶが、母は何と言うだけで振り向いてくれなかった。
母は大家さんに千秋の事を頼む。 大家さんの家に行く事を千秋は嫌がったが、母はこれ以上仕事を休めなかった。 母の陰に隠れながら、千秋は大家さんの家に行き挨拶をする。 大家さんは固い表情で挨拶を返した。 千秋は大家さんの家に飾られている遺影や天狗のお面を怖がり、布団に潜ると強く目を瞑った。
母がいない間、大家さんとの暮らしがはじまるのだった・・・

ちょっと寂しげなドラマですね。
監督は大森研一、先日見た作品で 「海すずめ」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/15731959.html がありますが、なかなかいい作品を取る監督ですね。
主演は本田望結、「リズと青い鳥」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/15496338.html で声をあてていました。出演作では 「母と暮せば」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/13730897.html が近作ですね。
そして中村玉緒、映画出演作では、「DESTINY 鎌倉ものがたり」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/15278897.html ではキン役をしていましたね。 これははまり役でした(^^)

物語は、母とふたりでポプラ荘にやってきた少女のお話です。 母子家庭にどうしてなったのか? 父親は? そういうことを触れずに、何かフラッとこの地に来た感じの二人、そこにあったポプラの木に誘われるようにポプラ荘に。
そこにはちょっと不思議な大家さんがいました。 そして、ある引き出しがあり、そこには手紙がどんどん入っていくんですね。 その手紙とは?
今作は、望緒ちゃんが中心ですね。 子役としてしっかり主演をはれる天才少女、フィギアスケートとの二束のわらじですが、私としては女優として頑張ってほしいところですがね。
玉緒さんとの物語は良かったし、引き出しの秘密も最後にわかります。

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二人はこの街にやってきた

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ポプラの木があるポプラ荘に

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ちょっと口うるさく、怖い大家さん

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しかし母が働いている時に大家さんと過ごす事に

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そしてだんだん親しくなっていく

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そして手紙のことを知る

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