2015年作品、渡辺武監督、北村一輝 森カンナ モト冬樹 高橋かおり出演。
第10話
鳴く子も黙るまだらの鬼にも、天敵はいる。 それは姑のタエ(木野花)。
いつまでも妻子を里に残し、のびのびと一人暮らしをする久太郎(北村一輝)に痺れ切らし上京。
相当勝気なタエは、江戸に着いて早々、スリを成敗。 勢い余って岡っ引きまで投げ飛ばして、番所に厄介になるような人物。
タエから猫との気ままな暮らしを叱責され、改善がないようなら「離縁」を突きつけられる久太郎。 タエが用意したのは、薩摩藩の参勤交代要員の話。 しかし、玉之丞とは離れ離れの暮らしをしなければならない。
悩む久太郎だが、家族の為止む無しと承諾した。 一方、白猫を探していた新垣藩藩士たちは、玉之丞の身柄を狙っていた。
第11話【終】
参勤交代要員として薩摩藩を訪ねる久太郎(北村一輝)。 屋敷内では、大勢の男たちが忙しなく準備している。 心残りなのは、タエ(木野花)に預けている玉之丞。 その頃、新垣藩藩士が久太郎の長屋に現れ、抗うタエから無理矢理玉之丞を奪っていく。 隣に住む小助(佐野泰臣)は、事情を教えるため、さかやき中の久太郎の元へ。玉之丞の奪還の為、久太郎はひた走るのであった。
さて、最終2話には初登場の人物が現れます。 それは郷里の姑のタエでした。木野花が演じていますが、「母さんがどんなに僕を嫌いでも」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15778611 では重要な役をしていましたね。
タエの登場で、急にしりに火がついた久太郎。 もう後がない彼は、玉之丞の面倒を周りに頼み、参勤交代要員の仕事を受けます。 しかし玉之丞が大ピンチに陥ります。
いまのところ、このシリーズの3は制作されていませんし、映画が2作、そして長編ドラマが1本作られています。 それは次回に。