anttiorbの映画、映像の世界

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娘は戦場で生まれた

2019年作品、エドワード・ワッツ 、 ワアド・アルカティーブ監督、ハムザ・アルカティーブ サマ・アルカティーブ出演。


いまだ解決をみない内戦地シリア・アレッポ。 ジャーナリスト志望の女学生ワアドは、デモ運動への参加をきっかけにスマホで撮影を始めるが、平和を願う彼女の想いとは裏腹に、内戦は激化の一途を辿る。

独裁政権によって美しかった都市が破壊されていくなか、医師を目指す若者ハムザと出会い、恋に落ちるワアド。 ハムザは仲間たちと廃墟の中に病院を設け、日々繰り返される空爆の犠牲者の治療を行っていた。 だがその多くは血まみれの床の上で絶命していく。

そんな非情な世界で、ふたりは夫婦となり、やがて彼らの間に新しい命が誕生する。 娘の名はサマ。 自由と平和への願いを込めて“空”を意味する名であった。 しかし、幸せも束の間、政府側の攻撃は激しさを増し、ハムザの病院は街で最後の医療機関となってしまう。 明日をも知れぬ身で母となったワアドは、娘のために、家族や愛すべき人々の生きた証を映像として残すことを心に誓う……


これも大注目していた作品です。
監督はエドワード・ワッツとワアド・アルカティーブ、ワァドは本作の主人公でもあり当事者でもあるんですね。
そして夫で医師のハムザ、過酷な状況で最後までけが人に向き合う姿は、目を背けることができません。


シリアのアレッポ。 この地のことを知る人は少ないのではないでしょうか?
内戦地で、危険地域のシリアのことは知っていても、アレッポという地域まではなかなか日本には伝わってきませんし、こういう紛争地にジャーナリストがいくこと自体、国家、政府はいかないように指示を出していますからね。 今作は当事者でドキュメンタリーとしてカメラを回し続けたワァドがいたから。 しかしこんな過酷な状況でカメラを回し続けるのは、撮られているけが人、以上に彼女のメンタルが気になります。
実はワァドと医師のハムザの夫婦なんですが、二人は同じ大学で顔を知っていましたが、ハムザは別の女性と結婚していたんですね。 しかしアレッポの状況が危なくなっているときに、妻はこの地を離れる選択をするんですが、医師のハムザはこの地に残ることを決め、そして別れてしまいます。
そしてワァドと結ばれていくんですね。 さらに二人の間には子供が生まれ、彼女はハムザの病院でみんなに愛されながら育っていきます。
しかし病院の仲間が一人一人犠牲になって行くシーンは、いたたまれません。


二人は今はアレッポが陥落し、脱出、ロンドンに暮らしているということですが、これはものすごいドキュメンタリーです。

 

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カメラを回し始めるワァド

 

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一度は反政府勢力が沸き上がるが

 

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そんな時サマが生まれる

 

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そして家を持つ

 

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天使のようなサマ

 

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しかし選挙区は悪化して、家族が死んで駆け込んでくる少年

 

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そして病院も空爆

 

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