2019年作品、ローリーン・スカファリア監督、コンスタンス・ウー リリ・ラインハート ジェニファー・ロペス ジュリア・スタイルズ出演。
幼少の頃、母に捨てられ、祖母に育てられたデスティニー(コンスタンス・ウー)は祖母の介護のため、ストリップクラブで働き始める。 だが、夜通し働いても手元に残る金は僅かばかり。
そんななか、クラブでひときわ輝くラモーナ(ジェニファー・ロペス)や、ベテランのダイヤモンド(カーディー・B)からストリッパーとしての稼ぎ方を学び、デスティニーは安定した生活ができるようになっていく、だが2008年、リーマン・ショックの影響で世界経済は冷え込み、ストリップクラブで働く彼女たちにも不況の波が押し寄せる。「真面目に働いても生活が苦しいのに、経済危機を引き起こした張本人であるウォール街の金融マンたちはなぜ相変わらず豊かな暮らしをしているのか」と不満を募らせるラモーナ。
やがて、ラモーナはデスティニーやクラブの仲間たちと共に、世界最高峰の金融地区ウォール街の裕福なクライアントたちから大金を騙し取る計画を企てる……
実際にあった事件の話のようですね。
監督はローリーン・スカファリア、「エンド・オブ・ザ・ワールド」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/13473504 を記事にしています。
主演はコンスタンス・ウー、「クレイジー・リッチ!」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15709489 が近作ですね。
そしてジェニファー・ロペス、「PARKER/パーカー」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/8547926 を記事にしています。
物語は、母に捨てられ、体の弱い祖母と二人暮らしのデスティニー、彼女はストリップクラブで、東洋人ということを生かし稼ぎに出ますが、なかなか客が付きません。 同僚の見よう見まねで体をくねらせますが、なかなか稼ぐことができずにいました。
そんな時に知り合ったのが店の売れっ子ラモーナでした。 彼女は優しく、自分の魅せ方、ポールダンスも教えてくれます。 そして、もうちょっと頭を使った稼ぎ方も手ほどきしてくれます。 そして、客を選び、大金をカードを使わせ、クラブと共闘、大きな稼ぎに出ます。4人組でチームを結成、荒稼ぎしていきます。 そして、貧乏暮らしから脱出したかに思えましたが。
今作は、いくつかの転機があるんですね。 まずはデスティニーの結婚、出産でした。しかしそれ以上に大きかったのが、リーマンショックでした。 今までの金の使い方が一気に変わり、なかなか男たちが渋くなってしまうんですね。
日本でもそうでしたが、バブル崩壊とリーマンショックは大きな分岐点でしたね。 でもお金を持っている人がいなくなったわけではない、ただ彼女たちはもっと危ない橋を渡ることになってしまうのが、ちょっと悲しかったです。
デスティニーはなかなか生活がままならない
売れっ子のラモーナ
そして二人は知り合い
彼女に手ほどきされ
そして組んでいき
仲間とともに荒稼ぎ