2018年作品、ウーバイ監督、ワン・チエンユエン バオ・ベイアル ワン・シュン出演。
無骨だが昔気質で情に厚いベテラン刑事のソン・ダーシェン（ワン・チエンユエン）。
彼が率いる個性豊かながら正義感にあふれた面々が揃った捜査チームは、通貨偽造の国際的な犯罪組織の一斉摘発に成功する。
それでも浮かれること無く、次々と起こる新たな事件の捜査にまい進する彼らだったが、一方のソンは一人息子を有名校に進学すべく、高倍率な学区の住宅に入居するために頭を悩ませていた。
ある日、ソンは友人の紹介で学区住宅を手掛けた中国を代表する財閥の傘下の不動産企業を営む若き事業化チャオ・タイ（バオ・ベイアル）に出会う。
悪評高いチャオの横暴な振る舞いを目にし、長年の刑事としての勘で犯罪の匂いを嗅ぎ取ったソン。
後日、チャオの不動産企業の社屋から自殺を図って知り合いの男が飛び降りたと聞き、ソンはチャオの犯行を疑い一人で捜査を開始するのだが…
今作はあの韓国作品 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/13923162 のリブートです。
監督はウーバイ、初めて作品を見るようです。
主演はワン・チエンユエン、「SHADOW／影武者」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2019/09/15/060000 に出演していましたね。
そしてバオ・ベイアル、「西遊記２～妖怪の逆襲～」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15157628 に出演していました。
物語は、ある多少荒っぽいけど、しっかりと成果を上げるベテラン刑事のお話です。 彼のチームは、偽造貨幣の捜査をしていました。 硬貨専門の集団で、工場でひっそりと偽造をしていましたが、派手な捕り物になり、所長からきつく怒られてしまいました。
そんなソンの悩みは、子供の進学でした。 なかなか思うようにいかない進学問題、そこでコネをつけようと、友達に紹介されたのが、チャオでした。 財閥の御曹司の彼は、性格が荒く、何でも思い通りにしたいという困った性格が度が過ぎています。 そこでも酒を無理やり飲まそうとしますが、ソンは決して本分をわきまえ乗り切ってしまい、印象付けます。 しかしそんな彼のところにある電話が入っていました。 それは無茶苦茶な立ち退きを迫られていた、自動車修理工場と営む男からのSOSの電話だったのです。
そしてその男がチャオがその立ち退きを指揮していることを知り抗議に行きます。 そこで事件が起こります。 その事件に食らいつくのがソンでした。
今作は、なかなか韓国オリジナルの「ベテラン」を、中国テイストで制作していますね。 ダイナミックさは負けていませんし、悪役のチャオとの格闘技での勝負があるんですね。 しかし悪役ならではの、汚いやり方がなかなかいいのと、やはり今ならではの動画をすぐにアップされ、警察も思い切ったことができない感じが新しいテイストですね。
ちょっとした事件解決のところもなかなかいいですよ。
型破りのソン刑事
苦労する彼の上司
財閥の御曹司のチャオ
彼と宴席で出会うソン
そしてある事件の捜査開始
そして決着の時
