anttiorbの映画、映像の世界

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パラレルライフ

2010年作品、クォン・ホヨン監督、チ・ジニ イ・ジョンヒョク ハ・ジョンウ ユン・セア出演。

史上最年少で部長に任命された判事キム・ソクヒョン(チ・ジニ)は、妻ユンギョン(ユン・セア)、娘イェジンと幸せな家庭を築いていた。 しかし、ユンギョンが何者かに惨殺される。 妻を殺害したソン・ギチョル教授(オ・ヒョンギョン)の事件を取材している女性記者ナム・ガヒ(オ・ジウン)が、ソクヒョンを訪ねてくる。
ソン教授は、違う時代に生きる人物が同じ運命を辿る“平行理論”を主張し、妻の死もその運命によると信じていたが、彼の裁判を担当したソクヒョンは、その主張を信じていない。
ナム記者は、同じく最年少で部長になったハン・サンジュン(キム・ギョンイク)の妻が30年前の同じ日に殺されたと告げるが、ソクヒョンは平行理論を認めなかった。 ソクヒョンと大学の同期で、密かにユンギョンを愛していた検事イ・ガンソン(イ・ジョンヒョク)らの捜査により、ソクヒョンの下した判決に不満を持つチャン・スヨン(ハ・ジョンウ)が逮捕される。
ナム記者から、ハン・サンジュンの妻を殺した容疑者が検挙された日と同じだと聞かされたソクヒョンは、ソン教授に面会する。 その後、予告された日にソン教授は心臓マヒで死ぬ。 ハン・サンジュンと同じ運命なら、6日後に娘と事務官ソ・ジョンウン(パク・ビョンウン)と共に殺されると知ったソクヒョンは、ナム記者を訪ねる。 しかし、ナム記者はすでに殺されていた・・・
 
この設定はなかなか面白いですね。
監督はクォン・ホヨン、「サイコメトリー ~残留思念~」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2019/11/07/180000 が今作の後の作品となります。
主演はチ・ジニ、記事にした作品はないようです。
イ・ジョンヒョクは、「出国 造られた工作員」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2019/08/03/060000 に出演していましたね。
 
物語は幸せな家庭をもち、順調な出世をしていたある判事に起こった突然の悲劇から始まります。 妻を殺されたソクヒョン、同じく妻を殺した教授のある理論の取材を受けます。 その理論とは平行理論、時代を超えて同じ事象が起こるという教授の理論ですが彼にはまともに信じられませんでした。 しかし調べていくと過去に同じような境遇で、同じような事件があった事がわかって行きます。
 
今作は、なかなかほかにない理論を取り上げていますね。 日本ならただ因縁、ある意味呪いのような感覚に陥っていくような設定を、理屈はどうあれ、科学的な証拠を持った理論で突き進んで行きますね。
カニズムはわかりませんが、パラレルワールドとはまた違った設定でしたね。
 

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妻との間もよく幸せだったキム・ソクヒョン

 

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しかし最愛の妻が殺される

 

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検事のイ・ガンソンは犯人を追いつめ

 

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逮捕にこぎつけるが

 

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しかし平行理論を知る

 

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