anttiorbの映画、映像の世界

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15ミニッツ・ウォー

2019年作品、フレッド・グリヴォワ監督、アルバン・ルノワール オルガ・キュリレンコ ケヴィン・レイン ミカエル・アビブル出演。

フランス最後の植民地ジブチ。 軍関係者の子供らを乗せたスクールバスが、独立派武装組織のメンバーに乗っ取られるという事件が発生する。 テロリストたちは同志である政治犯の即時解放と、フランスからの独立を要求し、応じない場合は人質である子供たちの喉を切り裂くと宣言してくるのだった。
事態を重く見たフランス政府は、事件の早期解決のため極秘裏に特殊制圧チームを編成し現地へ派遣することを決める。
チームを指揮するジェルヴァル大尉(アルバン・ルノワール)を始め、集められたのは軍でもトップクラスの実力を持つスナイパーたち。 彼らは一斉射撃によるテロリストの同時排除という前代未聞の作戦を立案する。
そしてもう一人、お目付け役のようなアメリカ人も参加する。 彼はCIAということのようだが、一切手を出そうとはしない。
しかし現地駐留軍、そして事態を穏便に収束させようと動く外交筋は、ある条件を出してくる。 4人のテロ実行犯が、バスから何人か離れ、数的に2人となったタイミングで無いと射撃を許可しないといってくるのだった。 こちらの人数は足りているのに、万が一、子供たちに犠牲が出ると、体外的に大問題になること、それ以上に気にしているのは、フランスからの独立の気運が上がってしまうこと。 現場と本国との連携がうまく行かず、膠着状態が続いてしまう。
一方生徒たちの身を案じた女性教師・ジェーン(オルガ・キュリレンコ)は軍関係者の静止を振り切り、生徒たちのために、単身テロリストに占拠されたバスに乗り込んでゆくのだが・・・
 
実話ではないんですが、これをモチーフにした事件があったそうです。
監督はフレッド・グリヴォワ、過去作でもスナイパーを題材にした作品があるようです。
主演はアルバン・ルノワール、「ゴール・オブ・ザ・デッド」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/15084733.html を記事にしています。
そしてオルガ・キュリレンコ、「ジョニー・イングリッシュ アナログの逆襲」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/15764536.html が近作記事となります。
 
物語は、スクールバスジャックから始まります。 学校で生徒達を待っていたジェーンは、いつまでたっても登校してこない生徒の心配をし始めます。 そしてバスはひと気にない方角に走っていきます。 途中学校に行かないの?と聞いた生徒はテロリストに殴られ出血をしてしまいます。
一方、バスジャック事件は、本国に伝わり、特殊部隊が本国からジブチに派遣されます。 腕利きのスナイパー揃いで、一斉射撃で殲滅が目的なんですが、事はそう簡単には行きません。 本国と現地の司令官は慎重な方策を模索しますが、焦れてくるジェルヴァルたち。そんな時一人の女性教師が果敢に犯人達に接触します・・・
 
今作は、フランス最後の植民地が舞台です。 植民地側は、自分達の独立をと攻勢をかけてくる中、それだけではないようです。 国境に近い場所で交渉を始めますが、それはなかなかフランスが飲める条件ではないんですが、そこに見知らぬ部隊が近づいてきます。
今でこそこんな植民地はほぼ無くなりましたが、でも紛争地にはテロリストがはびこる現実は形を変えて残っていますし、さらには思想、宗教が絡むと泥沼になっていきますね。
 

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いきなりのバスジャック

 

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そしてその知らせはフランス本国に

 

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一方教師のジェーンは

 

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自ら人質に

 

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そして派遣されたジェルヴァル大尉と

 

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スナイパーたち

 

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