2012年作品、石原貴洋監督、大宮将司 彫政統 前野朋哉 片倉わき出演。
大阪の下町で暮らす12歳の少年マサシ。 その町には、ヤクザも恐れる2大巨頭 “外道” と “非道” が存在していた。 外道は金の稼ぎ方は最低で、使い方は最高。 非道は怖いもの知らずで全身猛毒。 共存共栄の道など微塵もない外道・非道・ヤクザによる、血みどろの戦いが始まる……
今のところ4作品が作られている、大阪バイオレンス、まずは3部作の1作目です。
監督は石川貴洋、初めて作品を見る監督ですね。
主演は大宮将司、「ラプラスの魔女」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/15505331.html に出演歴があります。
彫政統は、俳優としては河本政則としての名前のようですが、彫師として多くの作品に参加していますが、今作で俳優デビューのようですね。
物語は、少年達がある意味主役の展開です。 決して裕福ではない少年少女たち、でも貧しいながら集まって、いたずらをしたり、万引きをしたり、でもそこにも強いものが金を巻き上げて行く世界があります。
そしてその頂点になっていくと、人を簡単に殺す不良の域を超えた少年さえも。
マサシは、少年たちのボス的な存在でしたが、高校生に歯が立ちません、毎回小遣いを差し出す立場で、子供たちはそんなマサシの姿を苦々しく思っていますが、それでもつるんでいくんですね。 しかしあるところに、そんな少年少女たちを囲って食事をさせているおやじがいます。
マサシはいろんな外道たちの世界を垣間見ながら歩んでいきます。
今作は、なかなか面白いんですが、ほぼ自主制作なんで、あらっぽい作りです。 しかしそれがリアルな映像になっています。
マサシを引き取る男
しかし取り返しに来る父親
しかし引き渡す事が出来ない