anttiorbの映画、映像の世界

不定期で、旅ブログも立ち上げます!

弾丸を噛め


1908年の西部。 デンバー・ポスト新聞の主催による過酷なレースが始まろうとしていた。 それは、人間と馬による、踏破距離700マイル、賞金2 000ドル、馬を乗りかえることは出来ず、行く手には山あり谷あり砂漠ありという定められたコースを6日半で踏破する死のレースだった。
馬を乗りつぶしたり事故にあったりしたら生きては帰れない。 出場者8人が各地から集まった。
カウボーイのサム・クレイトン(ジーン・ハックマン)、皮肉屋の賞金稼ぎルーク・マシューズ(ジェームズ・コバーン)、ミスターと呼ばれるカウボーイ(ベン・ジョンソン)、名声に憧れる若者カーボ(ジャン・マイケル・ヴィンセント)、乗馬を愛する英国紳士ノーフォーク卿(イアン・バネン)、メキシコ人(マリオ・アルテアガ)、馬術家リー・クリスティー(ロバート・ホイ)、いずれもひとくせもふたくせもありそうな男ばかりのなかの紅一点、ミス・ジョーンズ(キャンディス・バーゲン)も参加していた。
8人の冒険者たちは毎晩定められたチェック・ポイントに立ちより、獣医によって厳しい馬の検査を受けなければならない。 このレースはアメリカ中で注目され、何百万ドルという賭金が動いた。 
最初のペース・メーカーは向こうみずな若者カーボだった。 出発後間もなくメキシコ人が歯痛のために脱落しそうになったがサムとミス・ジョーンズによって弾丸を歯冠がわりにかぶせられ、再びレースに戻ることが出来た。 幾日目かの夜、河を渡ろうとした老カウボーイ、ミスターは馬と共に急流に飲まれ、やっとのことで這い上がったが、心身ともに衰弱しサムにみとられながら、あえない最後をとげた。
それは危険な旅の第1の犠牲者だった。 翌日には、8時間もかかるという砂漠を横断しなければならなかった・・・

西部劇と過酷なレースの合体の作品ですね。
監督はリチャード・ブルックス、「ミスター・グッドバーを探して」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/14042805.html を記事にしています。
主演はジーン・ハックマン、主演作では 「カンバセーション…盗聴…」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/14371603.html 「ザ・パッケージ/暴かれた陰謀」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/14533773.html を記事にしています。

物語は、2000ドルをかけての馬と人間の700マイルのレースです。 賞金目当てで集まってきたのが、いわくありげな8人でした。 もちろんみんな敵なんですが、そんな中、友情のようなものと、敵対する感情が入り組んでいくんですね。
でも過酷なレースに、とうとう死人が出てしまいます。

今作は、レースという感じがあまりしないんですが、最後ゴールが近づくに連れて、ちょっと殺伐としてきますし、敵と味方が分かれていきます。
ちょっと苦手な西部劇の部分もありますが、なにか最後はちょっと感動的なゴールでした。

イメージ 1
過酷なレース

イメージ 2
個性豊かなメンバー

イメージ 3
その中の紅一点

イメージ 4
しかしチェックが厳しく

イメージ 5
命の危険も

イメージ 6