最終話
一颯(菅田将暉)が、郡司(椎名桔平)を人質に取り、マシンガンを突き付けて校舎の屋上に現れた。 世間の人々はこの一颯の凶行に注目する。 とある街角、とある店の中、とある家で、この事件の行く末を見届けようとする。 そして、翌朝の8時にマインドボイスのライブ中継にて全ての真相を話す……と語った瞬間、一颯の胸に銃弾が突き刺さる。
果たして、この物語の最後に待ち受ける本当の衝撃的展開とは――。
本作が目掛け続けたこと、伝えたいこと、その全てが詰まった最終回。
一颯が、一颯を取り巻く人物たちが、立ち向かおうとした相手は誰か――。
彼が 「変わってくれ」 と願ったその意味とは何か――。
これまでの謎がすべて解き明かされ、そして一つの「目的」に集約されていく。
さて最終回ですね。
私は今回この作品の記事を書いたのは、この最終回があったからこそでした。
強烈なSNSに対するメッセージがあること。
でもこの記事自体がSNSのひとつのツールで矛盾をするのでは? そんな自問自答もした作品でもありました。
ここで問題にしているのは、マインドボイスというツールなんですね。 どんどんコメントをリアルタイムで書ける、ツイッターであり、ラインであり、ニコ生であり、インスタライブであり。
たった一つの呟きが、どんどん拡散されていく、言葉の暴力を超えた、殺人ツールになっていき、その恐怖を感じたからなんですね。
いま、yahooブログが終わろうとしていますが、ブログを書くということは文章で、なんらかを発信できるから。 でも、一言の呟きで済む時代で、ブログというツールが時代遅れになっている感じが漂っています。
しかし本当にそうでしょうか? もちろん書き足りない事がいっぱいありますが、最低限 「こう思うから、こうなんだ」 とは何とかかけるのがブログじゃないかな?
そんなことを思いながら興奮してこの作品を見続けていました。
柊はもう末期がんだった
しかし彼はどうしてもやらなければならない事が
そして、最後に彼が訴えたことは
さくらは最後まで彼女を見捨てなかった
そして武智も罪を認める
そして柊はもういない