2015年10月。 セルジオ・レオーネ監督が1966年に発表した 「続・夕陽のガンマン 地獄の決斗」 のファンたちが、スペインのブルゴスで撮影された映画のラストシーンのロケ地を訪問。 彼らは、草や土に埋もれたまま49年もの間眠っていたサッドヒル墓地を掘り返し、再び命を吹き込もうとする。
この一大プロジェクトのニュースは瞬く間に世界に広まり、毎週末、ヨーロッパ中からスコップやクワを手にしたファンがこの復元作業に一役買うために集まって来る。 一方、エンニオ・モリコーネを始めとする製作関係者が撮影当時を振り返り、やがて映画の50周年記念のイベント企画が立ち上がる……
これは予告編を見て、面白そうだと思いました。
ドキュメンタリー作品ですが、なかなか面白い発想ですね。
舞台はスペイン、サッドヒルというのは 「続・夕陽のガンマン 地獄の決斗」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/15905285.html のラストで画がかれた舞台地ですね。 今回この作品を初めて見ましたが、大長編で、一連の監督とイーストウッドの作品で、これが最も制作費もかけて、ロケ地も厳選されたとのことです。
南北戦争の時代なので、余計なものを映せない、そんな撮影がされた場所です。
ここを訪れたこの作品に思いを持ったファンが、まずこの場所を見つけ、あの作品に浸るんですが、実はあの後、放っておかれ今はあのラストシーンは地形でしかわからなくなっています。
そこで掘ろう!ということになっていくんですね。 でもこれがまた大変な労力でした。 そこで考え付いたのが、掘るボランティアでした。
名作に付く永遠のファンの思い、それが最後終結して大きな感動を見せるお話です。