anttiorbの映画、映像の世界

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ジャージー・ボーイズ

2014年作品、クリント・イーストウッド監督、ジョン・ロイド・ヤング、エリック・バーガン、ヴィンセント・ピアッツァ、マイケル・ラマンダ出演。
 
トミー・デヴィート(ビンセント・ピアッツァ)はニュージャージー州の貧しい地区に生まれたが、ちょっとした顔で汚いことをやりながら、したたかに生きていた。 相棒にニック・マッシ(マイケル・ロメンダ)がいて、そして弟分にフランキー・ヴァリ(ジョン・ロイド・ヤング)がいた。
フランキーの両親は、悪い噂の多いトミーと息子が付き合っていることを心配し、11時までに帰ってくることを約束させるが、その日3人は、早くも金庫を盗むという事件を起こす。
首班のトミーが、6か月刑務所に入るが、その間は、ニックがフランキーの面倒を見ていた。
実はフランキーは類まれな美声を持っていた。 そしてトミーたちは早くからその声に注目をしていた。 しかし今度はニックが 刑務所に入ることになり、なかなか足並みがそろわない男たちだった。
トミーがやっているバンドで、ある日フランキーを唄わせてみた。 案の定喝采を浴びるフランキー、やはり彼の声は素晴らしかった。
そして彼を中心にして、新しくバラエティ・トリオを結成する。
そんな時地元のトミーの友達のジョー・ペシ(ジョーイ・ルッソ)がある男を紹介してきた。 それは、曲も作れて歌も歌える、ボブ・ゴーディオ(エリック・バーゲン)だった。トミーは、彼をメンバーに加えることは慎重だった。 しかし彼の歌声と、キーボードの腕は本物で、ほかのメンバーは、賛成だった。 しかしボブは金銭感覚もしっかりしており、今までトミーがリーダーで、一番取り分が多かったが、きっ ちりと25%ずつという配分を提案した。 渋るトミーだが、なんとか認め晴れてボブはメンバーとなり、そしてあるとき名前をフォーシーズンズと改名するのだった。
しかし大きく有名になるためには、レコードを出さなくてはならない。 そしてデモテープを送り、レコード会社に売り込みに行くことになる。
そこで出会ったのが、ボブ・クルー(マイク・ドイル)だった。
フランキーは酒場に来ていたメアリー・リナルディ(キャサリン・ナルドゥッチ)と知り合い、あっという間に結婚をしている。
そして彼らの伝説が始まるのだった…
 
クリント・イーストウッド監督の60年代に数々のヒットを生んだ4人組グループ、ザ・フォー・シーズンズの栄光と挫折を描きトニー賞に輝く大ヒットミュージカルを、映画化した人間ドラマですね。
吹替えではないと思いますが、なかなかの歌声、コーラスですね。 耳馴染のある古き良きメロディーが心地いい作品であるだけでなく、ちょっとした芸能界の暗部などにも触れられ、人間臭さもありました。
社会派作品の多い監督作品ですが、おしゃれな音楽作品も撮れるんですね。キャスティングは、あまり有名な役者さんたちではなく、知った顔はクリストファー・ウォーケンくらいでした。 でもそれが逆に瑞々しく、エンディングの全キャスト出演のシーンは、結構華やかでしたね。
仲間の借金を返すためにソロになるヴァリ、そしてある不幸が彼を襲うんですが、不安いっぱいにステージに上がるとき、そこで彼が歌うのは?・・・
ここは涙するシーンでしたね。
音楽作品としても聞きごたえがある良い物語でした。
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4人が揃った
 
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奇跡の声を持つフランキー
 
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そしてのし上がっていく4人
 
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しかしトミーは、ある大きな問題を抱えていた
 
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更に娘の問題も起こるフランキー
 
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