「ファッションモデル」
大学の映画サークルに所属する岩崎（岸尾だいすけ）は、ある日見かけた雑誌の中のモデルの異様な風貌が頭から離れず悩まされていた。 その記憶がようやく薄れ掛けた頃、映画サークルでは主演女優を公募することになる。 応募書類の中には、岩崎が雑誌で見かけたモデルが。 岩崎の反対にも関わらず、プロの参加で作品の名が売れることを期待した監督の織田（細谷佳正）が彼女の採用を決めてしまう。
「長い夢」
ある日の深夜、竹島麻美（岡純子）の悲鳴が響いた。
死神を見たと騒ぐ麻美だったが、その正体は同じ病院に入院している患者・向田（阪口周平）だった。
医師は麻美の病室に現れた向田の様子を見に行く。
長い夢の見ている異形の彼を。
さて、第２話になります。
伊藤潤二作品での特徴は、たまに出てくる異形なものですね。 この前半のモデルの長身の女は、強烈ですね。 興味本位で彼女を選んでしまった織田、これが最悪の結果を招くんですね。
そして後半は、ちょっとSFチックな作品ですね。 死神というのは向田のことなんですが、彼は特殊な病気に犯されているんですね。 眠り続けている向田ですが、どうやら寝ている時と、起きているときには時間の進み方が違うような感じがするんですね。
そして、その理由がわかりかけてきたことが、悲劇をさらに招きます。
モデルで応募して来た女
そしてロケ先に
死神といわれてしまった向田
そしてどんどん衰弱して、とうとう
