anttiorbの映画、映像の世界

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おろち

2008年作品、鶴田法男監督、木村佳乃 中越典子 谷村美月 山本太郎出演。

100年に一度永い眠りにつくことにより不老不死の体を保ち続け、人の世を彷徨う謎の美少女 “おろち”(谷村美月)。 彼女は人間たちの争いや憎しみ、狂気、死をただ見つめ続ける存在である。
ある日、おろちは門前家に家政婦として潜り込む。 そこには大女優として名を馳せた美しい母・葵(木村佳乃)と2人の美しい姉妹、一草(佐藤初)と理沙(山田夏海)がいた。
しかし門前家に生まれた女たちは、ある宿命を背負っていた。 彼女たちは誰よりも美しく生まれるが、29歳をすぎるころ、突然その美貌が崩れ始め、最終的には化け物のように醜く朽ち果て、やがて死んでいくのだという。 そしてある日、葵の顔が爛れ始める。 半狂乱になった葵は酒に溺れ、車を猛スピードで飛ばし死にかけるが、おろちによって助けられる。 しかしそのときの大量出血が原因で、おろちは予定より10年早く眠りにつくことになる。
永い眠りから目覚めたおろちは流し夫婦に拾われ、“桂子” として生活していた。 すると理沙(中越典子)が現れ、彼女を大金で身請けする。 葵そっくりに成長した女優・一草(木村佳乃・2役)の身の回りの世話をさせるためだ。 再び門前家に戻ったおろちは、醜く変わり果てた葵を見つける。 死の間際、葵は理沙に門前家のもうひとつの秘密を打ち明けるが…

楳図かずお原作の漫画ですね。 たしかもっとおどろおどろしいと思いましたが。
監督は鶴田法男、「トーク・トゥ・ザ・デッド」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/12988235.html が近作で、先日 「ドリーム・クルーズ」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/15743833.html を記事にしました。
主演は木村佳乃、「ドリーム・クルーズ」 も彼女が出演していましたね。 近作は、「パパはわるものチャンピオン」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/15701020.html でした。

物語は、不老不死の体を持つ人間の姿をした妖怪のような少女のお話です。 ずっとこの世に行き続ける彼女、ひょんなことから、ある家族に興味を持つんですね。 その家系は女性が、ある奇病というか、一定年齢になると体が崩れてくるという門前家。 そして女優として成功しているその母にはふたりの娘がいるんですね。
母はふたりに歌のレッスンをするんですが、二人の能力に差が出始めます。 しかし、歌に失望した姉には女優としての魅力を感じ始めます。
そして母を助けたときに出血したおろちは眠りについてしまいます。 そして気がつくと、ある貧乏な夫婦に引き取られていました。 いやそうなんでしょうか?
今作は、原作はあの独特な絵が印象に残っていますが、普通の実写作品になると、だいぶ洗練されますね。 もちろん最後はどんでん返しがあり、破滅に向かって行きますが、ちょっと違ったホラーに仕上がっていました。

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門前家に入ったおろち

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この家には恐ろしい血筋があった

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そして成長した姉妹は

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一方おろちは桂子として生活をしていた?

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そして再び門前家に

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崩壊が始まるが

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