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クワイエット・プレイス

2018年作品、ジョン・クラシンスキー監督、エミリー・ブラント ジョン・クラシンスキー ミリセント・シモンズ ノア・ジュペ出演。

2020年、宇宙からやって来た怪物のために世界中が恐怖に陥っていた。 怪物は盲目であったが、極めて鋭敏な聴覚を有しており、それを利用して人間を食い散らかしていたのである。 そんな世界を逞しく生き延びていたのがアボット一家であった。一家は手話を使用することで音を立てずに意思疎通を図っていた。 物資を補充した帰り道、一家の末っ子であるビュー(ケイド・ウッドワード)は音を立てたばかりに怪物に殺されてしまった。
それから一年後、アボット一家は引き続いて音を立てない生活を心がけていたが、怪物の方は一家の存在を感知していた。 リー(ジョン・クラシンスキー)は娘のリーガン(ミリセント・シモンズに 「ビューが死んだのはお前のせいじゃない」 と手話で言い聞かせたが、リーガンはそれに納得しなかった。
リーとリーガンの関係は徐々に険悪なものになって行き、リーガンは一家の中で孤立していると感じるようになった。 リーガンの目には、弟のマーカス(ノア・ジュープ)が自分以上に両親に愛されていると映っており、それが一層疎外感を強めるのだった。
ある日、リーがマーカスと釣りに行くと知ったリーガンは同行を願ったが、妊娠中の母親:イヴリン(エミリー・ブラント)を見ているようにと言われた。 釣り場の近くに滝があったため、リーとマーカスは数ヶ月ぶりに話をすることができた。 2人はビューの死とリーガンが抱えているであろう家族への不信感について話し合った。
リーはマーカスから 「リーガンを愛しているなら、はっきりそう伝えないとダメじゃないか」 と言われた。 帰宅する途中、2人は妻を亡くして悲嘆に暮れる老人(レオン・ラッサム)に遭遇した。 老人は叫び声を上げ、そのまま怪物に殺されてしまった。 いつ終わるとも知れぬ孤独な生活を恐れての自殺だったのだろう。
その頃、イヴリンは産気付いていた。 安全な場所で出産するために、イヴリンとリーガンは地下室に移動することにしたが、その途中で誤って音を立ててしまった。その結果、一家は怪物数体と死闘を繰り広げなければならない状況に陥った・・・

前評判の高いホラー作品、みているほうも静かになります。
監督そして夫役でジョン・クラシンスキー、「デトロイト」 
https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/15359464.html での弁護士役でした。
主演はエミリー・ブラント、「ガール・オン・ザ・トレイン」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/14567521.html
が近作でしたが、変わったサスペンスでした。

物語は、宇宙生物が来訪して、3ヶ月弱の時点から始まります。 生き残った人間はわずかのようで、ことごとく刈られたようです。 しかしこの5人家族は、怪物の特徴を理解し、何とか生き延びていました。 しかし幼い末っ子のビューは、うっかりおもちゃを鳴らしてしまい、狩られてしまいます。
長女のリーガンは、どうやら元々口が利けないようです。 だから音を出すことはないようですが、補聴器をつけて、音がするかしないかを、補っている感じですね。 そして父のリーは、生存者と連絡を取ろうとしているのと、妻の出産に備えているのと、そしてもうひとつ、怪物の弱点を調べているんですね。
これはなかなか面白いSFホラーですね。 時間もコンパクトで、ラストにちょっと反撃開始を予感できます。

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世界はほぼ全滅していた

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物資の補充と薬を調達

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もちろん音を立ててはいけない

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そしてその帰り道、ビューが殺されてしまう

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あれから1年

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イヴリンは出産を控えていたが

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産気づいた時に音を立ててしまう

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