anttiorbの映画、映像の世界

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サイクロプス

2008年作品、デクラン・オブライエン監督、エリック・ロバーツ主演。

時代はチベリウス・シーザー天皇エリック・ロバーツ)の支配のローマ。
そこに現れたのは一つ目の巨人・サイクロプスだった。 獰猛なサイクロプスは、人間を襲い、ローマ帝国の敵となって行った。
シーザーはサイクロプスを生け捕りにするため、最高の指揮官マーカス・ロムルス(ケビン・ステープルトン)の精鋭を送り込む。 しかし並外れた力を持っているサイクロプスは数人ではあっという間に殺されてしまう。
そこで知恵を絞り策を立て、上手く誘い込んで穴に落とすことに成功をする。 マーカスは言われたとおりに生け捕りにし、眼を隠し自由を奪い、シーザーの前につれてくるのだった。
目をふさいで、手の自由を奪ったことで、ローマの住人はからかおうとするが、若い男の挑発にサイクロプスは怒りはじめ、その男の腕を食いちぎり、暴れだすのだった。 またも犠牲者が出る中、マーカスは殺そうとするが、シーザーはあくまでも生かしておき、空腹にさせることを命令するのだった。
シーザーはサイクロプスを見世物にしようと考えているのだった。 そして人間を食うサイクロプスの食料は、当然の如く奴隷が当てられるのだった・・・

サイクロプス” は “キュクロープス” とも言われる一つ目の巨人ですね。 ギリシャ神話に登場する想像上の怪物ですが、卓越した鍛冶技術を持つ単眼の巨人であり、下級神である一族であるとも言われています。
どこからこの巨人が言われたのかはいろんな説がありますが、太古の象の骨が、ちょっと人間より大きめで、真ん中にくぼみがあったから、そこから一つ目の巨人がいたのではないか? という事で創造されたという説もあるんですね。
今作はそんな巨人を巡るシーザー治世のお話です。
監督はデクラン・オブライエン、B級作品を多く撮っていますが、一番のヒット?は「シャークトパス」 http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/13468767.html ですかね。 この後、続編がどんどん作られるサメ映画のヒットシリーズの第1弾の監督でした。
主演はマーカス役のケビン・ステープルトンなのか? まあこういうB級作品で多く登場するシーザー役のエリック・ロバーツでしょうか? どこかで見たことがあると思ったら 「シャークトパス」 でも登場、監督と仲がいいんでしょうか?
物語はいきなりの大暴れするサイクロプスのシーンから。 人間を食う習性もある感じでの画き方で、とても下級神どころではない粗暴な怪物として登場でした。 しかし戦い方はなかなかで、とても人間では太刀打ちできない強さ。 残虐性もあり、何とか捕獲するのに多くの犠牲者が出る始末。
しかしシーザーは彼を殺さないんですね。 見世物にするのと、奴隷や、兵士と競技場で戦わせるんですね。 動物や奴隷同士の闘い、人間同士に戦いに飽きが来ている感じで、やはりいい玩具のように扱おうとしますが、それでも目を放すと逃げて、人間を襲ってしまう。
まあ気楽に見るB級作品で、特撮技術もまあこんなもんでしょうね。

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人間の脅威のサイクロプス

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マーカスは何とか捕獲に向かう

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犠牲を出したものの何とか捕らえる

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そして飢えさせ

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そして闘技場に

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