放射能の雲が地球を覆い、その粒子によって世界中の死体が蘇り、ゾンビとなって人々を襲い始めた。 世界が恐怖で包まれたとき、ゾムコン社がゾンビをおとなしく従順にさせる特殊な首輪を開発。 地球に平和が戻った上に、この首輪でゾンビを有効活用できるようになり、ゾムコン社は人間が世界を支配していると人々に信じ込ませ、巨大な権利を所有するようになる。
数年後。 小さな田舎町に住むティミー・ロビンソン(クサン・レイ)はそんな世の中をどこかおかしいと思っており、学校でも友達はいない。 彼の家の近所にゾムコン社に勤める権力者ミスター・ボトムズ(ヘンリー・ツェーニー)が引っ越してきて、ティミーの母ヘレン(キャリー=アン・モス)は自分の家だけゾンビを飼っていないとは言えず、夫ビル(ディラン・ベイカー)の反対をよそにゾンビ(ビリー・コノリー)を飼うことにする。
ティミーはいじめっ子から助けてもらったのをきっかけに、ゾンビにファイドという名をつけ心を開いていく。 ふたりがキャッチボールを楽しんでいると、首輪が故障し、凶暴化したファイドが近所のお婆さんを食べてしまう。 ティミーはばれないようお婆さんの死体を隠すが、ひとりの野生ゾンビが出ると連鎖反応し、町中でゾンビが大量発生、犯人探しが始まる。
ファイドがおばさんを食べたことを知ったいじめっ子たちは、ファイドとティミーをゾムコン社に売り込もうとするが、逆にファイドに食べられてしまう。 ヘレンが現場にかけつけると、ファイドのお陰でティミーが助かったこと、ファイドの首輪は壊れているのに自分たちを襲わないことを知り、感激して彼を抱きしめる。 この一件からヘレンもファイドと心を通わせるが、父親のビルは気に入らない。
やがて犯行が判明し、ファイドはゾムコン社に連行される。 ティミーは初めての友人をなくして落胆するが、ファイドがゾムコン社の工場内で生きていることを知り、ある行動に出る…
コメディとしてのゾンビ作品ということで見てみました。
監督はアンドリュー・カリー、テレビ作品があるようですが、今作が劇場公開初作品のようですね。
主演はビリー・コノリー、もちろんゾンビ役です(^^) 「素敵な遺産相続」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/15215232.html が近作となります。 しかし今作では言葉は話しません、ゾンビですから。
そしてキャリー=アン・モス、もちろん彼女の代表作は、あの3部作ですが、近作は「バイバイマン」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/15027196.html ですね。
物語は、放射能のため地球上の死体が蘇ってしまい、ゾンビがはびこる世の中になるというお話です。 しかしここからが変わった展開に。 ある企業があるものを開発するんですね。 それは首輪のようなもので、それでゾンビを管理するんですね。
ゾンビの本能の、人間を襲い、食いつくということを制御する機械、そしてゾンビたちを使用人のように使うんですね。
その首輪を開発したのがゾムコン社、そしてゾンビを多く使うことがステイタスになっていくんですね。 しかし少年ティミーがそれに疑問を感じます。
今作も、ゾンビの人権が語られています。 そしてゾンビの中には、自らを制御する存在がでてきます。 それがティミーの家のゾンビなんですね。
なかなか面白いコメディですが、ラストは異様なハッピーエンドでした。
母はゾンビを飼う事が必要ということで
そしてこのゾンビを飼う
各家庭に数匹
しかし彼はちょぅと変わっていた
このゾンビは?