anttiorbの映画、映像の世界

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冬の糸

2017年作品、外山文治監督、窪田美沙 桜のどか 北村真姫 杉浦文紀 具志堅用高出演。

寂れた漁村の冬。 父子家庭で育った舞子(窪田美沙)は母親のように感じていた年の離れた姉 祥子(桜のどか)の逝去を前に、この半年間、まるで時間が止まったかのような日々を過ごしていた。
家に閉じこもるようになった漁師の父(具志堅用高)とは対照的に、行き場を失った祥子の婚約者 泰行(杉浦文紀)は、失意の中で懸命に姉の故郷にしがみつき、海の男になろうとしている。
やがて、そんな泰行に密かな想いを抱くようになっていく舞子。 彼女は父に頼み泰行を連れて冬の海に船を出した。 
限りない喪失の中で希望の糸を紡ぐために・・・

Alice Film Collectionというプロジェクトの作品です。
監督は外山文治、短編が多いですが、長編はまだ1本。 それを見てみたいですね。
主演は窪田美沙、彼女は女性アイドルグループ仮面女子のメンバーで 「アーマーガールズ」 のリーダーです。 彼女は女優志望ということで、映画出演もありますね。 演技は初めて見ました。
そして具志堅用高が父親役で初めて映画に。 今までちょい役だったり、ボクサー出演はありましたが、父親役は初めてのようです。

物語は、若くして亡くした姉と、ふさぎこむ父親。 そして婚約者のお話です。
婚約者の泰行は、何かにとりつかれた様に、この地にとどまり、猟師になろうとするんですね。 しかし父親もふさぎ込み、娘の動画ばかり見ている。 いたたまれない舞子は、父に泰行を海に連れ出すようお願いをしていきます。
これは短編ですが、窪田美沙が生きている作品。 監督の技量がいい意味で出ている短編でした。

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何とか明るく生きようとしている舞子

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友達も励ましてくれる

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ふさぎこむ父、姉の婚約者のために

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父を海に出す

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