anttiorbの映画、映像の世界

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ワンダー 君は太陽


10歳のオギー・プルマン(ジェイコブ・トレンブレイ)は、「スター・ウォーズ」 が大好きで、宇宙飛行士に憧れる男の子。 だが彼は、普通の子とは少し違う見た目をしていた。 遺伝子の疾患で、他の人とは異なる顔で生まれてきたのだ。 そのため、27回もの手術を受け、一度も学校に通わないまま自宅学習を続けてきた。
ところが、母親のイザベル(ジュリア・ロバーツ)は、“まだ早い” という夫のネート(オーウェン・ウィルソン)の反対を押し切って、オギーを5年生の初日から学校に通わせることを決意する。
夏休みの間、イザベルに連れられて校長先生に会いに行くオギー。 トゥシュマン校長先生(マンディ・パティンキン)の “おケツ校長だ” という自己紹介に、オギーの緊張は ややほぐれる。 だが、“生徒が学校を案内する” と聞き、動揺。
紹介されたのは、ジャック・ウィル(ノア・ジュプ)、ジュリアン(ブライス・カイザー)、シャーロット(エル・マッキノン)の3人。 いかにもお金持ちのジュリアンは、“その顔は?” と聞いてくる。 毅然とした態度を取るオギーだったが、帰宅後は元気がない。 イヤならやめてもいいと言いかけるイザベルに、“大丈夫、僕は行きたい” と答え、学校に通い始めるが…

これは見ている間何回も涙が出てきます。 しかしそのほとんどが暖かい涙になります。
監督はスティーヴン・チョボスキー、脚本参加で 「美女と野獣」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/14886729.html がありますが、監督の映画は2作目のようですね。
主演はジェイコブ・トレンブレイ、「ソムニア -悪夢の少年-」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/15265940.html に出演しています。 今作は特殊メイクでがんばっていました。
そして母親イザベル役でジュリア・ロバーツ、近作は 「マネーモンスター」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/14208963.html となりますか。 今作の母親役は本当に愛と信念の人でした。
父親役はオーウェン・ウィルソン、近作は 「マイ・ファニー・レディ」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/14056152.html となりますが、今作ではちょっと頼りなくても深い愛情の父親役でした。
そしてどうしても取り上げたいのがイザベラ・ヴィドヴィッチ、姉のヴィア役でしたが、難しい役で、つらい姉役ですが、実に好演していました。 「バトルフロント」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/12008589.html に出演していました。

物語は遺伝的疾患で、顔に大きな障害を持って生まれてきたオギーとその家族の物語でした。 これはよく映画化にしましたね。 日本ではおそらく無理でしょう。
ヘルメットをかぶった少年、しかし素顔で歩くと誰しもが、見ないフリをして、そのあと振り返る。 ここまでオギーは低学年は学校に行かず、母のイザベルの家庭教育を受けていました。 しかし彼は大変聡明なんですね。 特に理科が大好きで、しっかり学べているんですね。
しかしここで一般の学校に通う選択をするプルマン家、これは大きな選択であり、オギーだけでなく家族も戦うことへの決断ですね。
さっそく奇異な目で見られるオギー、校長先生をはじめ先生たちは暖かく彼を迎えます。 しかし幼い小学生たちは、やはり千差万別の反応を見せます。 しかしその中で一人、また一人、彼に近づいていきます。
そして何よりも、姉のヴィアの立ち位置が素晴らしいんですね。 弟にかかりっきりになる両親、特に母。 同性としていっぱい甘えたいし、近くにいてほしい高校生のヴィアでしょうが、ぐっと我慢して弟を支える。 しかし彼女だっていろいろあるんですよね。
この作品は、構成が大変上手い。 オギーだけに視点をあてると重苦しいお話になるところ、人間誰しも背負っている、そしてどうしようもないことがある。 そんな一人ひとりに視点をあてるつくりにしているんですね。 これが見やすく、そして、重苦しさを緩和している。

実は私は前職の時に、この作品で描かれているオギーと同じ子供を見たことがあるんですね。 まだ小さい未就学の子だったと思います。 物凄くかわいい後姿。 お店でひときわ目立つ格好で、どんなに可愛い子なんだろうと前に行った瞬間息を飲みました。 すぐにバックルームに行くと、同じように同僚の女の子がショックを受け、篭っていました。
「見た?」 と聞いて私がうなづきました。 親御さんは精一杯可愛い格好をさせていたんでしょう。 しかし衝撃でした。
そう思うと、この作品は見なければならない、そしてしっかり向き合わないといけないと思った作品でした。

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母の決意は学校だった

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初登校を心配する両親

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彼は創造の世界に

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しかし現実は

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弟思いのヴィア

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