anttiorbの映画、映像の世界

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MOZU Season1~百舌の叫ぶ夜~(前半)

第1話

15時8分。 人通りの多い都心の繁華街で爆発が起きた。 道は一瞬にして瓦礫で埋まり、粉塵の舞う中にいくつものうめき声が響き渡る。 煤にまみれて助けを請う人々、カメラで現場を記録しようとする若者、泣きながら何かを見つめ立ち尽くす少女・・・
搬送先の病院は多数の死者と重軽傷者で溢れかえった。 大規模で凄惨なこの事件を、警察はテロの可能性も視野に入れて捜査すると発表した。
警視庁公安部特務第一課警部の倉木尚武(西島秀俊)は、監察医務院で爆心地にいた人間の遺体を確認する。 もはや原型を留めていなかったが、彼にはそれが妻の千尋石田ゆり子)だと わかった。 彼を案内した捜査第一課警部補の大杉良太(香川照之)は気遣う言葉をかけるが、倉木は嘆くでも怒るでもなく、事件の詳細についてまるで尋問のように大杉を追及する。
「なぜ妻は死ななければならなかったのか?  本当の真実が知りたい」 その強い思いが、倉木を衝き動かしていく。

第2話
都心の繁華街で起きた爆発事件は多くの死傷者を出し、同時に多くの人の心にも傷を付けた。
爆発を目の当たりにした少女は、現在療養施設の一室で、一心不乱にクレヨンで絵を描いている。
その周りに散乱している、彼女が描いた奇妙な絵、絵、絵…。
その様子を心配する少女の母親にカウンセラーは、少女が爆発現場で見たものを描いていること、そして少女が 「おばけを見た」 と言っていたことを伝える。
一体少女は何を見たのか… 大杉良太(香川照之)は鳴宮啓介(伊藤淳史)の勤務している交番で、爆発時刻の現場の監視カメラ映像を確認していた。
しかし、少女が見ていた場所を映したはずの映像が一向に見つからない。 大杉は、誰かが故意に映像を消去したのではと睨む。

第3話
新谷(池松壮亮)に接触したものの正体を見破られた美希(真木よう子)は、危険な所を倉木(西島秀俊)に助けられた。 “新谷の妹” の存在を隠されていたと知った倉木は、今度こそすべての情報を教えるよう美希に迫る。
そして、人気のない資料庫で倉木、大杉(香川照之)、美希が会した。 美希は新谷についての情報を2人に伝える。 独特な殺しのスタイル、殺した証拠を決して残さないこと、そして彼に爆弾を仕掛けるタイミングはなかったこと…。
しかし、これまで意図的に情報を隠されていた倉木は、美希が嘘を吐いていれば全く別の局面が現れることを指摘する。漂う不穏な空気が、3人の間の溝を明確にする。
美希が去った後、大杉は5年前に千尋石田ゆり子)が参加した極秘作戦 「グラークα作戦」 について倉木に尋ねる。 そこで千尋に何があったのか… それは倉木にもわからなかった。 千尋に大きな影響を及ぼしたかもしれないその作戦について、倉木はただの一度も、彼女と話をしたことがなかったのだ 。

第4話
眠らない街の喧騒が集まる、夜の六本木警察署。 その一角で待たされている少女の前に、険しい表情の大杉(香川照之)が現れる。
少女…めぐみ(杉咲花)は、大杉の一人娘だ。 今は別居中の妻・恵子(堀内敬子)のもとで暮らしている。 夜遊びを大声で叱りつけてくる大杉に、嫌悪感露わに反発するめぐみ。 親子関係も決して良くはなかった。
言い合いながら警察署から出る2人の前に、美希(真木よう子)が現れる。彼女には大杉に伝えなければならない、倉木からの伝言があった。
倉木(西島秀俊)の襲撃に成功した中神(吉田鋼太郎)は東(長谷川博己)に褒められ、次は新谷(池松壮亮)を生け捕りにするべく意気揚々と動き始める。
一方、全身に怪我を負った倉木は、満身創痍の状態で入院していた。 その病室に、伝言に従って大杉が現れる。
倉木は大杉に、美希が津城俊輔(小日向文世)と繋がっていることを教える。 警視庁警務局特別監察官・津城警視正…その仕事は、警察内部の不正や犯罪を調査し、闇から闇へ葬り去ること。彼が動いているということは…。 爆発事件には何か大きな陰謀が隠されているかもしれない。
さらに倉木は大杉に、捜査を続ければ家族が犠牲になる可能性があると告げる。
「手を引くなら今のうちだ」…既に家族を失った倉木の忠告に、大杉は言葉に詰まる。

第5話
中神(吉田鋼太郎)の部下に拉致された新谷(池松壮亮)は、ICチップの在り処を吐くよう、厳しい拷問を受けていた。
教えようにも記憶が戻らない新谷は、時間がほしいと懇願するが、中神は彼のアザだらけの体を容赦なく痛めつける。
一方、津城(小日向文世)たちと手を組んだ倉木(西島秀俊)と大杉(香川照之)は、爆発事件に居合わせた高校生・南貴之(染谷将太)を訪ねる。
映画研究部の南は、爆発の直後、現場の様子を自分のカメラで撮影していた。 監視カメラ映像以外で初めて目にする、爆発直後の映像…そこには、瓦礫の中で泣いている少女と、その少女の見つめている先にある “何か” が映されていた。
この映像が公安によって隠蔽されていたのではと踏んだ倉木たちは、少女が見ていたものが何かの重要な証拠になるのではと考え、少女のいる療養施設を訪倉木尚武ねる。
謎の絵が描かれた画用紙が散乱する中で、少女は未だ絵を描き続けていた。
できた、と少女は言うが、どの絵も何が描かれているのか全くわからない。 しかし思い立った倉木が少女の絵を床に並べていくと、大きな1枚の絵が現れる。そこに描かれていたのは、ある不気味な光景だった…。

さて今作は、TBSとWOWOWの共同作品として、豪華キャストで製作されました。 本来は見たかったのですが、WOWOWに加入していないんで、スルーしました。 今はHuluには行っているので見れたしだいで。
監督は羽住英一郎、映画作品としては、懐かしいところでは 「銀色のシーズン」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/15333275.html そして近作は 「暗殺教室」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/MYBLOG/yblog.html?fid=0&m=lc&sk=0&sv=%B0%C5%BB%A6%B6%B5%BC%BC そして今公開中の作品の監督もしています。
主演は西島秀俊、「ラストレシピ~麒麟の舌の記憶~」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/15226664.html が近作ですね。
香川照之も出演、近作映画出演は、「祈りの幕が下りる時」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/15372316.html でカメオ出演ですが、「クリーピー 偽りの隣人」https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/14233466.html で西島君と競演でしたね。

さてこの前半の5話でわかることは、爆弾テロがあったことから、お話が開始されることですね。 いったい誰が犯人なのか? しかし、このときに妻と子どもを失った倉木尚武の執念が開始されるんですね。 まだまだ真実は遠い感じがこのアタリでは感じ取れますが、段々と糸が繋がってきます。

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第1話

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第2話

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第3話

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第4話

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第5話

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