編集部に記事を売る記者の榎木田(大迫一平)は、中々面白いネタを持ってくることが出来ない。 見かねた編集長(螢雪次朗)は誰にも言っていないネタをくれた。 しかもそれを3ヶ月で記事にすれば200万支払うと言う。
その内容は群馬県にある人が居なくなるカフェのことだった。 美人オーナーのマリコ(関めぐみ)が経営するその店に出入りする客が、何人も行方不明になっているという謎のカフェ。 そこに榎木田は調査のために行ってみることにする。
カフェが山中にあり、オシャレな店構えの可愛い店だった。 店主は噂通り美人で魅力的である。 暫く店で珈琲を飲んでいると、常連らしい客が入って来て 「季節のメニューを」 と言った。 その客は二階の席に通されたようである。
マリコが二階に上がったのを見計らって、常連客に二階席のことを聞いてみる。 するとここに二階席は無いと言う。
マリコが二階に上がったのを見計らって、常連客に二階席のことを聞いてみる。 するとここに二階席は無いと言う。
翌日榎木田は客の1人の松浦(角田信朗)を誘い、遊園地の観覧車の中で話を聞くことにした。 彼は自信の無いボディビルダーで、どれだけ追い込んでトレーニングをしても筋肉がつかないことを悩んでいた。 同時に妻を失い、死のうと思ったが自殺出来なかったと。
そんな時、マリコに相談しにいくと自殺幇助の薬をくれた。 しかし薬を渡す条件があった。 骨髄ドナーに登録することだった。
そんな時、マリコに相談しにいくと自殺幇助の薬をくれた。 しかし薬を渡す条件があった。 骨髄ドナーに登録することだった。
他にも、おでこが広すぎることに悩んだアスカ(市川由衣)、話すことが出来れば誰でも良かった男性の早見(藤原薫)など自殺志願者ばかりが集まった。
しかし彼らは薬の代わりに皆ドナー登録するようにと、同じ事を言われた。 どうやら自殺幇助をしているらしいマリコの調査を続ける榎木田は、編集長に伝言を残していた。
しかし彼らは薬の代わりに皆ドナー登録するようにと、同じ事を言われた。 どうやら自殺幇助をしているらしいマリコの調査を続ける榎木田は、編集長に伝言を残していた。
マリコには過去があった。 学生の頃、親友の空(荒川ちか)が白血病で骨髄移植を受けることが出来ずに苦しんだあげく、電車に飛び込んだ彼女を目の前で死なせてしまったのだ。
彼女はたまに鏡の中に空の幻想を見ることがあった。 彼女の傷は深かったのだった・・・
彼女はたまに鏡の中に空の幻想を見ることがあった。 彼女の傷は深かったのだった・・・
ミステリー、サスペンスかと思いましたが(^^)
監督は帆根川廣、初めて作品を見る監督です。 過去1作あるようです。
そして珍しい人が、正道会館にいた角田信朗ですね。 映画でみるのは、「ウルヴァリン: SAMURAI」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/10234859.html に出演していますね。 でも今作は結構重要で、セリフが多かった。
物語は、謎の喫茶店に取材にいくフリー記者の話ですね。 なかなか採用されない売れないライターなんですが、編集長からネタをもらい、潜入取材を敢行します。 しかしこんな美味しいネタをどうしてフリーの記者に?
まあそれはさておいて、ここで出会ったお客に接近、彼と一緒にこの喫茶店の秘密に近づいていきます。
しかし、オカルトかと思ったら、実はそうではないんですね。 結構なドラマがあり、それは彼女の学生時代の悲しい体験からきたのでした。 しかしそれさえも実はもう少し奥深いものだったことを彼女は後で知ることにな るんですね。
不思議な感覚の作品、ちょっと騙されるお話ですが。
あるネタをもらった榎木田
そしてそのカフェに行くと
いろんな人間と出会う
そして骨髄ドナーに
それは昔の思い出が