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楳図かずお恐怖劇場 ねがい

2005年作品、清水厚監督、笠原織人、遠山景織子尾身としのり奥村夏未出演。

友だちのいない小学生の等(笠原織人)は、成績もトップクラスだったが、一人でいることがほとんどだった。 それはそれで、悪くはないのだったが、たまにふっと孤独を感じることもある。
母の悦子(遠山景織子)はそれを気にしていて、夫の善郎(尾身としのり)に塾に行かせようかと相談をするのだが、本人から行きたいという希望もないので、今は必要がないのではと言われてしまう。
等は、たまには違う道で帰ってみようと思い、ある日別の道を通っていると、ゴミ捨て場でひとの頭ほどの木片が落ちていた。 その拾った木片を使って人形の頭にして見ようと思い立つ。
そして等は、等身大の人形を作り始めるのだった。 しばらくその製作に没頭する等、髪の毛をつけ、目をつけ、歯は釘を使い、何とか形になって行ったが、どうしてもそれは傍から見るとグロテスクな風貌だった。 そして、彼はその人形に “モクメ” と名付けると、何とか動かせたいと思うようになり、願いをかなえるにはどうしたらいいかを父に尋ねる。 しかし等の満足する答えを返してくれない父だった。
クラスメートの男の子が、“宇宙のエネルギー” の話をしていて、宇宙に祈ると大きな力を得るという話を聞き、彼は一心不乱に祈りを続けるが、結局動かすことができず、母親からは気味が悪いとさえ言われてしまう。
そんな等の態度を見て父はようやく塾に行っても良いと母に言うのだった。 塾でも勉強ができる等、そこで出会った智子(奥村夏未)と言う女の子と話をするようになる。
友だちが出来た等は、彼女が家に来ることになり、モクメを隠して一緒に勉強をする。 そしてその日から、急にモクメのことを気持ち悪く感じ始める。 そしてとうとう捨てることを決意。 深夜、マンションの建設予定地の土の中へモクメを埋めてしまう。
ところが数ヵ月後、不思議な現象が起き始めるのだった…

恐怖劇場の次の作品はこれ。
監督は清水厚、「ユメ十夜」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/2316789.html に参加していました。
主演は笠原織人、彼は初めて見る当時子役の少年です。
そして遠山景織子、彼女の出演作はだいぶ前になりますが、「冷たい血」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/1355923.html とか。
尾身としのり、近作は「めがみさま」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/14987076.html になります。

物語は人づきあいがうまくできない少年のお話ですね。 一人っ子の男ならよくある話ですが、彼は勉強ができるので、イジメの対象にはなっていないようです。 だからこそ、より自分の殻に閉じこもってしまうんですね。
やはり孤独を感じた彼は、自分で友達を作ろうと思ってしまうんですね。 一心不乱に人形を、それも等身大の大きさで作り始める等、しかしどう見てもそれは可愛くなく、ちょっと怖い風貌になってしまいます。 そして、この後、予想された展開になっていくんですがね。
前作では、呪いが不可思議な現象を起こす感じでしたが、今作では宇宙のエネルギーが力を与えるという作りになっています。 しかし、帰りの経路を変えた時から、何か異世界に紛れ込んだようなところもあるんですよね。
ちょっとホラー要素の強い作品に感じられますね。

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孤独を感じるときもある等

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ある日いつもと違う道を帰ったとき

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拾った丸い木片で人形を作る

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それを友達のように扱うが

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塾で彼女と知り合い、そして

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