貧しい家庭に生まれたトーニャ・ハーディング(マッケナ・グレイス)は、幼少の頃から厳しく育てられた。 母のラヴォナ・ゴールデン(アリソン・ジャニー)は彼女を幼くしてスケートを始めさせる。 自分が働いた金はほとんど彼女に費やしたが、彼女は天賦の才と努力により、どんどん頭角を現していく。 しかしラヴォナは品がなく、ただ上を目指すためには周りなどどうでもいいという、極端な性格だった。
私生活では、15歳の時にジェフ・ギルーリー(セバスチャン・スタン)と出会っていた。しかしデートの時も母親が付き添い、彼女の恋も不自由なものだった。 彼女は働きながら、スケートの練習もし、さらにジェフと結婚することにより、スケートに専念できると思いこんでいた。
しかし結婚は思ったこととは違っていた。 ジェフのDVが始まり、結婚生活もうまく行かなくなる。 1991年に離婚をするが、彼女のイメージを審査員からアメリカに向かないと指摘され、ジェフとよりを戻すことになる。
そして、1992年のアルベールビルオリンピック代表選手に選出された。 しかしこの大会では惜しくも4位となり、彼女のスケート人生は終わったと思われた。
そんな時、冬季五輪の制度が変わり、なんと2年後に開催されることによって、彼女はもう一回五輪を目指すことになる。
そして、1994年1月6日、リレハンメルオリンピック選考会となる全米選手権を前に、練習を終えたナンシー・ケリガンが何者かに襲撃される事件が発生してしまう。
膝を殴打され負傷したナンシーは全米選手権欠場を余儀なくされる。 トーニャの元夫ジェフ・ギルーリーの指示による犯行と判明し、トーニャ自身にも疑惑の目が向けられた。
一度は栄光を掴みアメリカ中から愛された彼女のスケート人生は、この事件を境に一変し、転落していくのだった・・・
この事件は覚えていますね。綺麗なフィギアの世界と思っていた誰もが、仰天した汚点の事件だったと思います。
監督はクレイグ・ギレスピー、いくつか作品がありますが、初めて見る監督のようです。
そしてジェフ役はセバスチャン・スタン、「オデッセイ」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/13882882.html でクリス役でした。
物語は有名な “ナンシー・ケリガン襲撃事件” の裏側のお話ですね。 彼女自身がやったことではありませんが、彼女もこの襲撃事件を知っていて、共犯だとされたんですね。 実際に知っていたのかがあいまいな感じになっていますが、彼女の周辺、ジェフが絡んでいたのは間違いない。
そして自称ボディガードのシェーンという太った男がどうしようもない男だったと言うことでした。
スケートしかない人生、母も元夫も、本人ももう少し周りを見れたら、もうちょっと普通の人間だったら、こうはならなかったのに、可愛そうですが自業自得奈部分が多いですね。
ハーディングは格闘技、ボクシングに行ったのは風の便りで聞いていましたが。
幼い頃から母に
なりふり構わない母だった
ダイナミックなすべりで頭角を現すが
衝撃の事件が起こる
犯人は誰なのか?