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ハンティング・パーク

2016年作品、ミッキー・キーティング監督、アシュリー・ベル パット・ヒーリー ジェームス・エイバート グラハム・スキッパー出演。

“これはアメリカ史上最も奇怪な事件。 犠牲者に配慮しすべて仮名になっている”
1978年、アメリカ・カリフォルニア州マッキン郡。 やせぎすの口ひげ男・サソリのジョーことジョー・クレイ(ジェイムス・エイバード)と、太っちょのあごひげ男・レニー(マイケル・ヴィラー)は2人で強盗を企みる。
ジョーとレニーはマッキン郡銀行へ押し入って、大金を手に入れることに成功をする。 そして、たまたまそこにいた若い女性ヴィヴィアン・フォンテーヌ(アシュリー・ベル)を人質にとって逃亡したのだった。
ヴィヴィアンは近くの農場の娘だった。 この日は病気になった父に代わり、農場への融資を銀行に頼みに行っていた。 しかし銀行は融資には渋い返事をする ばかりで、融資以前に返済のために土地を売った方がいいと言ってくるのだった。 憤慨して飛び出したときに二人がやってきたのだった。
ジョーとレニーはパトカーに追われ、レニーは脇腹に銃弾で傷を負っており、ジョーは逃げおおせたら知り合いの獣医に診せると言うが、パトカーの追跡を振り切っている間に、レニーは死んでしまうのだった。
脇道に入り、パトカーを振り切ったジョーはトランクから人質のヴィヴィアンを出し、一緒にレニーの死体を坂から転がして落とすよう命令する。 大金を入れたトランクを後部座席に乗せたジョーは、このままメキシコまで逃亡するつもりだった。 しかし、その時、タイヤが何者かに狙撃され、パンクしてしまう。
車をおりたジョーはヴィヴィアンに手錠をかけ、それをハンドルにつけ、ジョーはタイヤをチェックしに行きくが、後部左側のタイヤがみごとにパンクしていた。 その時ジョーは遠くから腹部を狙撃され、続けて頭部を撃たれて死んでしまうのだった。
やってきたのはアーミー服を着用した男性ワイアット・モス(バット・ヒーリー)、軍服だけでなく、ガスマスクもつけている。 ワイアットはヴィヴィアンに 「ここは私有地だから、侵入者は殺す」 と言ってくる。
ヴィヴィアンは自分が銀行強盗に巻き込まれた被害者であることを告げるが、ワイアットは信じず、むしろグルだったのではないかと言い、人質がいることは保安官(アラン・ラック)が知っているので、やってくると言うヴィヴィアンに薬品を かがせると、ワイアットは眠らせてしまうのだった。 しかし保安官と言った時、彼は高笑いをするのだった。
再び目覚めたヴィヴィアンは、依然として車中にいることに気付くが、これが地獄の始まりだった…

実際にあった事件というのが恐ろしいお話でした。
監督はミッキー・キーティング、初監督作品でしょうか? 他作品が見当たりません。
主演はアシュリー・ベル、いくつか出演作はありますが、私は初めて見る綺麗な女優さんですが、苛酷な役でしたね。
ワイアット役はバット・ヒーリー、「ドラフト・デイ」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/12679800.html に出演していました。
そして保安官役でアラン・ラック、「オー!マイ・ゴースト」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/5915297.html に出演しています。

物語は、人質にされ、この敷地に入ってしまったヴィヴィアンが味わう地獄のような経験のお話ですね。 二人組の銀行強盗は、前半で、あっという間に死んだり殺されたります。 そしてヴィヴィアンはなぜか生かされますが、まず一体ここはなんなのかが彼女にはわからないんですね。
一方保安官は、この敷地に調べに来ますが、ワイアットは不敵に対応します。 実はどうやらこの二人は兄弟のようで、手におえない弟というのがワイアットらしいですね。 そして例え兄と言えども、侵入したらどうなるかわからないという雰囲気が伝わってきます。
ガスマスクをつけた人間が襲いかかってきますが、ヴィヴィアンの闘いが始まって行きます。 はたして彼女は生き残れるのか? これはなかなかシビアな実話ですね。

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手錠で死体と

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泣き叫ぶヴィヴィアン

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死体が転がり

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処刑された死体

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まだ息がある人間

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ガスマスクの男

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