2045年、地球は人口増加、環境汚染、気候変動、政治腐敗が進み、人々の大半がスラム街で暮らさざるを得なかった。 彼らは、荒廃した世界から逃れるように、仮想ネットワークシステム 「OASIS(オアシス)」 に没入するようになる。
そんな中、オアシスの創始者であるジェームズ・ハリデー（マーク・ライランス）によって、オアシス内に 「アノラック・ゲーム」 というゲームが存在していることが明らかになる。 アノラック・ゲームとは、オアシス内に隠されているイースターエッグを探すものであり、それを探し出した者には、オアシスの所有権と、2400億ドル相当のハリデーの遺産が与えられることとなっていた。 しかしエッグに到達するには、3つの鍵が必要であり、誰もまだそのひとつも手にしてはいない。
多くのプレイヤーが血眼になってゲームに参加していた。 そんな中、バーチャルリアリティ機器メーカーである大企業のイノベーティブ・オンライン・インダストリーズ(IOI)のCEOノーラン・ソレント（ベン・メンデルソーン）もまたイースターエッグを探していた。
オハイオ州コロンバス出身の叔母とスラム街に住む、10代のウェイド・ワッツ（タイ・シェリダン）もまた、アノラック・ゲームに夢中になっていた。 ウェイドは、オアシス上では “パーシヴァル” というアバターになっていて、彼の仲の良いアバターはエイチ（リナ・ウェイス）がいた。 力強いキャラのアバターの彼とは、まず第一の鍵が手に入るレースに参加する。
普通にレースをしていてもゴールはできないと思ったパーシヴァルは、オアシスのアーカイブを見て、ハリデーのことを調べ、最初のクエストをクリアするためのヒントを見つけ出す。 彼は見事にレースをクリアし、初めて最初の鍵を手にするのだった。 そして彼に続いたのは、エイチ、アルテミス、ダイトウ（森崎ウィン）、ショウ（フィリップ・ツァオ）だった。
しかし、IOIはこれに対して大いに焦り、ソレントはアイロック（T・J・ミラー）を雇い、パーシヴァルたちに狙いをつけるのだった・・・
いやー、これはゲーム、ヴァーチャルの世界の現時点の最大進化系作品でしたね。
監督はスティーヴン・スピルバーグ、「ペンタゴン・ペーパーズ／最高機密文書」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/15458897.html とはうって変わった作品ですね。
そしてヒロイン役でオリヴィア・クック、出演作は 「シグナル」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/15223906.html を見ています。
物語は、壮大なバーチャルでのアドベンチャーアクションです。 荒廃した現実世界に比べ、バーチャル世界では自分の思うとおりの姿になれる、そんな世の中になっているんですね。 でもその世界でも、いろんなことに勝ってお金を貯めないとなりません。 死んでしまうとリセットされまた一からになってしまうんですね。
しかし、ハリデーの遺産は男と2400億ドル、しかし今まで誰の到達できないハードなゲームと謎解きなんですね。 叔母から、家を追い出され、自分のバーチャル世界に入るための隠れ家での生活をしているウェイド、しかしなかなか優秀なアバターなんですね。 もちろん彼の才能はこの世界で発揮されます。
しかしこの世界のアバターで呼び合うのが普通で、誰も本名は名乗らない。 そういう世界ということです。
大企業さえも届かないハリデーの謎、そしてとうとうその第一の鍵を手にするウェイド＝パーシヴァル、エイチとアルテミスがはじめは仲間になりますが、いよいよIOIが本気になってきたところで5人が集結していきます。
今作は、映画が好きな方には楽しくてしょうがない作品では？ 凄い数のほかのキャラが登場します。 それは一回見てもわからないほどです。 DVDでストップモーションか、テロップを入れて発売して欲しいですね。
長さも全く感じさせない、超娯楽作品ですね。
彼の住むスラム
そして隠れ家で
パーシヴァルに
そしてレースに
しかしティラノが追ってくる
