anttiorbの映画、映像の世界

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ビロウ


第二次世界大戦中、アメリカ軍潜水艦タイガー・シャークは、ブライス大尉 (ブルース・グリーンウッド)指揮のもと航行をしていた。 潜水艦は男だけの世界、何事もない時は結構自由な行動を船内でしているのだった。
そんな時、ドイツ軍に撃沈された英国病院船の生存者を発見する。 生存者は3人で、その中に一人はなんと女性だった。 彼女はクレア・ペイジ (オリヴィア・ウィリアムズ)といい医師だった。 女性ということがわかり、その噂はあっという間に艦内に広がる。
男たちは好奇な表情を示したり様々だったが、しかし怪訝な顔をする者たちもいた。それは 「女性は潜水艦に不吉な災いをもたらす」 という古い言い伝えが、あるからだった。
怪我人の中には重傷な物もいた。 そして応急手当てをしようとすると、彼女は自分も手伝えると申し出るが、潜水艦には潜水艦内のやり方があると言って、思うような行動はとらせてはもらえなかった。
その後、乗組員たちは救助した3人を基地に送り届けようとするが、突如ドイツ軍の敵艦が急接近してくる。 どんな小さな音でも命取りとなる海底でスクリューを止め、全員が息を殺す中、突然大音量のレコードが鳴りだした。 誰もいないはずの部屋でどうしてレコードがなるのか? そしてその音のせいなのか、ドイツ軍の爆雷が始まった。 揺れ動く潜水艦、凄まじい爆発が続き、ようやく収まったが、一体誰が蓄音機を鳴らしたのか?
ほどなくして、怪我人の衣服からある重大なことがわかる。 怪我人の一人はドイツ人だったのだ。 負傷したドイツ人兵士を病院船が保護そして撃沈されたのだが、クレアは、問題視されるのを避け英国人と偽っていたのだった。
プライスはドイツ人がレコードをかけたと思い、ドイツ人を射殺するのだった。 しかしこれは、これから起こる数々の恐怖のほんの前触れでしかなかった…

ヴィン・ディーゼルとのタッグのヒットシリーズが超有名ですが、ヴィン・ディーゼルは「ワイルドスピード」 シリーズも忙しく、なかなかコンスタントにこのSF作品が進まないのが残念ですね。
今作はグッとシックな海底でのホラー作品です。 潜水艦という設定だけで、私はもうダメですね。 超閉鎖空間、男だけの世界。 潜水艦乗りが陸に上がった時に一発でわかると言われています。 理由はご想像にお任せしますが、そういうシーンもしっかり出てきます(^^)
ただ女性が不吉だというのは初めて知りましたが、それは性欲からいさかいが起こるという意味合いなんでしょうね?
この作品、そもそもなぜ大尉が指揮を執っているのか? これがすべての謎の出発点なんですね。 ブルース・グリーンウッドが演じていますが、近年の彼は 「スター・トレック」 http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/10090957.html シリーズのクリストファー・パイク役が一番有名になりつつあります。
この作品の主役は一応若い乗組員のマシュー・デイヴィスです。 ホラーという限りは、ちゃんとそういう現象を起こす因縁があります。 いったい誰が生き残るは、大体予想通りでしたが。

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潜水艦に救助されたクレア

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男だけの世界、ブライス大尉が仕切っていた

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敵艦が現われ音をひそめる

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しかし爆雷攻撃を受け損傷が

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そして不思議なことが起き始める

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