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人狼ゲーム プリズン・ブレイク

2016年作品、綾部真弥監督、小島梨里杏 渡辺佑太朗 清水尚弥 岡本夏美出演。

乾朱莉(小島梨里杏)は小学3年生の時に悔いの残ることがあった。 同じクラスの男子生徒がいじめられていることを知りながら、なんにもできなかったことだった。 今でも時々それを朱莉は夢に見る。
乾朱莉が目覚めると、高校生らしき男女合計12名が館内にいた。館は明るく清潔で、近代的な広い建物だが、室内には 「やだやだ、やりたくない」 と大騒ぎする女子がいて、彼女につられてみんなが目を覚ます。
朱莉はそのメンバーの中に、いじめられていたのに救えなかった少年・相馬葵(渡辺佑太朗)がいるのを見つける。状況が呑み込めていない一人が騒ぐ女子に 「何か知ってるなら言って」 と声をかけ、女子は 「知りたい? すぐに分かるよ、あれが教えてくれる」 とテレビを指さす。
皆の視線は部屋の中央にあるテレビスクリーンに集まり、そのタイミングでテレビの電源が入り、文字が表示され、部屋の隅には監視カメラが設置されていた。
 「ゲームの始まりです。」と表示された後、この過酷なゲームの説明が始まる。また新たな人狼ゲームの開始だった。
12人のうち9人は村人で、人狼が3人いる。村人の構成は、予言者1人、霊媒師1人、用心棒1人、共有者2人、村人3人、狂人1人だった。
皆の首にはネックレスのようにワイヤーがつけられており、首側に巻き取りリールがついている。ルール違反したり投票で人狼と決められると、この巻き取りリールが作動して、首が絞まって死ぬ仕組みだった。
館には充分な食料と、個室が用意されていました。
・乾朱莉(いぬい あかり)…主人公、ベージュの制服に青リボンの高校3年生の女子
・土屋みづき(つちや みづき)…ベージュの制服に赤リボン、手首にシュシュ、派手め。冒頭から騒ぐ女性は彼女。高校2年生の女子
・金城渚(かねしろ なぎさ)…グレーの制服、チェックのスカート、めがね着用、高校3年生の女子
・及川菜々実(おいかわ ななみ)…ショートカットに紺色の制服、チェックのスカート、高校3年生の女子
・櫻井真帆(さくらい まほ)…ショートボブカット、青い私服、高校2年生の女子
・佐久間琴音(さくま ことね)…ボブ長めで茶色のカラーリング、セーラー服の高校1年生の女子
・丸山正敏(まるやま まさとし)…紺色のチェックズボンの高校3年生の男 子、岳男の兄
・丸山岳男(まるやま たけお)…紺色のチェックズボンの高校2年生の男子、正敏の弟
・角海斗(すみ かいと)…金髪頭の高校3年生の男子
・清野康太(きよの こうた)…水色シャツの制服、めがね着用、高校1年生の男子
・阿久津悠生(あくつ ゆうせい)…私服、デニムのズボン、後に皆から「天然」と呼ばれる、高校2年生の男子
・相馬葵(そうま あおい)…詰襟の黒い制服、高校3年生の男子  さて今回生き残るのは誰なのか?・・・

さて4作目にこのシリーズ、今作は冒頭にずぶ濡れの少年と、少女の映像が入ります。 もちろんそんな小学生はゲーム参加はありませんが。
監督は引き続き綾部真弥、彼は園監督の助監督が多いですね。
主演は小島梨里杏、「暗黒女子」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/14851279.html という作品に出演していました。
そして岡本夏美が出演、彼女は良い女優さんになると思います。もっと機会に恵まれて欲しい。「ボクソール★ライドショー~恐怖の廃校脱出!~」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/13859273.html という短編で、4DX専用作品に出演していました。

さて今回の設定は、共有者という存在と、狂人という設定がなされていることですね。 毎回の基本設定に、その時々で独自の設定がなされることで、最後の結末が変わってくるのがこの人狼ゲームの特色らしいですね。 もちろん人狼なり、村人が全滅してしまえば終わりですが、この独自設定のカードを持った人間が残ると勝負に微妙な結果をもたらすみたいです。
そして今作は初めて、ある死角が設定? されているんですね。 もちろんこれは姿を現さない主催者側のミスですが、これに気が付いた二人の参加者がいて、この設定が最後に生きてきます。
そして生き残るメンバーもこのシリーズ初めて・・・

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集められたメンバーにテレビの映像が

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生き残るには

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生き残るためには

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そして何かに気がつくメンバーが

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しかし選ばれていく犠牲者

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